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2016/06/08

オランダの電気バス

リンク: 電気バス完全走行プロジェクト、2025年はオランダ全土に | FUTURUS(フトゥールス).(2016/06/06)

オランダでは、2025年までに公共バスすべてが電気バスに移行するという記事です。

最初の写真が何をしているところか気になりましたが、記事を読むと「各バス停での停車中にバスの屋根部分に設置された接続システム及びケーブルによる接続で充電」とありましたから、無線のように非接触で充電できるシステムではなく、電車のようにパンタグラフ状の物を伸ばして物理的に充電器に接続する方式のようです。

この方式を普通の電気自動車に採用するとなるとコストが大幅に増えてしまいそうですが、今後電池の大容量化にあわせた充電器の高出力化や、それにともなって充電ケーブルが太くなることを考えると、このような方法も考えられるのかもしれません。また、地面に触れているケーブルを持ち上げて、素手で片づけることに抵抗のある人たちにとっても、何らかの機械化は必要になるかもしれません。

リンク: 電気自動車ニュース: 大容量化のロードマップ.(2016/06/04 )

記事では、国土が狭い(九州とほぼ同面積)から長距離運行は少ないなど、いくつか理由を挙げて、オランダでの実現の可能性の高さを示していますが、そこにはオランダの地理的な特徴も加えることができるでしょう。

電気自動車は、モーターの性質上、坂道を力強く登ることはできますが、その分電気の消費量は多くなり、走行距離は短くなります。その点、オランダは一番高いところで標高323mだそうですから、電気自動車にとっては優しい国です。

リンク: 電気自動車ニュース: ガソリンとディーゼル車を販売禁止に?.(2016/04/16)

こちらは、ヘビのような動きで充電口に自動的にセットされる充電プラグ(Tesla Motors


YouTube: Charger prototype finding its way to Model S

リンク: 【EV×バス】Eバスの最新開発状況 -日本編- - GoGoEV.(2016/06/08)

コメント頂いた「あきらけい」さんから宿題をいただきましたので、調べてみたところ、つぎのような 充電式トロリーバス.が上海市で実用化されていました。10年前の2006年に導入されていますが、問題点として「急速に充電できるものの放電も早い」ということだったので、今なら東芝のリチウムイオン電池「SCiB」が最適ではないかと思います。

また、スウェーデンでは、 パンタグラフで給電するバス:日本経済新聞.(2014/9/30)が2014年にも供給を開始と出ていました。オランダのものは、この流れをくむのかもしれません。

コメント

日本の電気バスは都会が中心、地方都市でも高齢者が増えていますので、1充電で走れる循環バスの電気自動車化ができるとイイですね。

(Webマスター:評論家は、電気自動車というと都市部を走ることばかり想定しがちですが、需要は全国にありますね)

バス向けの200kWのワイヤレス給電というのが年内にも登場するようです。使われるのはモーメンタム・ダイナミクス社の開発品。
http://evobsession.com/momentum-dynamics-200-kw-wireless-charging-for-electric-buses-this-year/

グーグルの自動運転の実験車でもこの会社の製品が使われているという噂です。
http://newswitch.jp/p/3537

電気バスは、中国BYDだけで累計1万台を超えたそうです。それもたったの6年で!。BYDはカリフォルニアにも生産工場を持つほどで、いつの間にか欧米各都市の路線バスで着々と信頼と実績を積み上げていて、日本はかなり出遅れている感がありますね。東芝やパナソニックあたりがやれば面白いと思うのですが。

(Webマスター:情報ありがとうございます。

乗用車にワイヤレス給電を付けようと思うと、規格や互換性が問題になりますが、決まったところを決まったバスしか走らない路線バスなら、この点はクリアできますね)

トロリーバスの技術転用なのかな、と、ちょと調べてみたら、Wikipediaにの「トロリーバス」の項目に「中国ではバス停に併設された給電軌条にパンタグラフを押しつけてバス停で電池に充電する車両が実用化されている」と書いてありました。どこなんだろう?

(Webマスター:情報ありがとうございます。

乗務員がプラグを抜き差ししないでよいのですから、こういうのもありですね。
非接触充電は規格が新たに問題になるでしょうから、すぐに実用化しないでしょうし、とりあえず物理的につなぐ方法としてはありですね(^O^))

充電ケーブルのひき回しには改善の余地があるかも知れませんね。
ただ、ガソリンの給油ホースはあの長さで給油できているわけでして、
充電ケーブルの長さは今だけか? とも思えます。要は、充電場所が隅
に追いやられているから長い?
デモデモ、GSのような形態が一般的になると、リーフには辛い?
テスラの写真は、セルフGSの例をみても、まだまだ先のこと?
ひょっとしたら自動運転車の本格普及と同時進行かも知れませんね。

(Webマスター:改善の余地はあるでしょうね。

先日聞いた「汚れた充電ケーブルを触った手で、ハンドルは握りたくない」は新たな発見でした^_^;
気にしない達なので気づきませんでしたが、そういわれればそうです。

今のプラグ・ケーブルならそのままでしょうが、高出力になったら出てくるかもしれませんね)

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