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2016/11/08

これから先は 充電の時代よ♪

リンク: トヨタ、EV量産へ 各国環境規制に対応  :日本経済新聞.(2016/11/07)

「これから先は 充電の時代よ♪」「いままでのクルマ 忘れさせる♪」とトヨタ自らが2014年に予告した先には、充電プリウス(PHV)だけではなく、やはり電気自動車(EV)もあったようです。あのときに「充電プリウス 未来は これが主流になるよ♪」と言いきっていたので、あくまでハイブリッド車にこだわるトヨタなのに大丈夫かと心配しましたが、2年後の電気自動車へつながる「時代」を暗示していたかのように、歌詞通りの展開になりそうです。


YouTube: 恋する充電プリウス ~恋するフォーチュンクッキー2~ / AKB48[公式]


記事では、トヨタが来年早々に電気自動車に関わる組織を新設し、2020年までに電気自動車の量産する方向で検討に入ったと伝えています。

2020年といいますが、カリフォルニア州のZEV規制(ゼロ・エミッション・ビークル)強化は2018年からです。ヨーロッパも中国でもハイブリッド車は、エコカーの範囲から外れますから、「HVの拡販が有効だが、そうとばかり言っていられなくなってきた」ということなのでしょうが、遅きに失しているような気がします。(2014年刊 舘内 端著「トヨタの危機」)

トヨタ環境チャレンジ2050にある図には、2020年の前からうっすらとEV(FCVを含む)の色が見え始めていますから、計画通りと言えるかもしれませんが。

20160624_73705

リンク: パリ協定が発効、長期目標が確定し、エネルギー転換が加速へ(2ページ目) - 日経テクノロジーオンライン.(2016/11/06)

パリ協定では、一層の省エネを進めつつも、化石燃料から低炭素電源へのエネルギー転換が対策の主軸になる。米カリフォルニア州が、普及を推進するエコカーの基準からハイブリッド車を外し、電気自動車(EV)や燃料電池車などゼロエミッションに近い技術だけに絞り始めたのは象徴的だ


《トヨタの電気自動車への伏線》

リンク: 電気自動車ニュース: トヨタの電気自動車は近い?.(2016/05/19)

アメリカの大学院生と共同で電気自動車のコンセプトカー「uBox」を作成

リンク: 電気自動車ニュース: トヨタも?.(2016/07/11)

「自動車業界には電気自動車(EV)など電動化車両の普及や新興国市場の拡大といった大きな変化の波が押し寄せて」

リンク: 電気自動車ニュース: 充電設備補助金 9月末日採択結果.(2016/10/13)

トヨタ系の店舗の名前を見ることができます

リンク: 電気自動車ニュース: 電気自動車へのシフトがもたらすもの.(2016/10/31)

電気自動車を増やす方針を示しているフォルクスワーゲン(VW)は、エンジンなどの部品製造が少なくなることから、数万人を削減する可能性があると伝えています。

こういう可能性が、トヨタやホンダが電気自動車に消極的な理由でしょう。

リンク先の記事の最後には、「将来的にはHV、プラグインハイブリッド車(PHV)、EVなどが併存するとの見方が有力」と書かれていますが、トヨタを取り上げたのに「燃料電池車」が抜けていると思わず突っ込みを入れたのは、私だけではないでしょう。

(もひとつ蛇足)

今年のエイプリルフールに「トヨタのすべての店舗に急速充電器を設置へ.」と書きましたが、4年後の2020年には現実のものとなりそうです。

コメント

Mはちのへさんの返信にも書いたのですが,トヨタは欧米ではEVを売っても,日本では提供しないのではと予想しています。
現に,RAV4EVも日本では販売しませんでした。
それで,プリウスやアクア並にヒットするのが確実視されない限り,販売すらしないのではと思います。
よって,急速充電機の普及にも慎重にならざるを得ないのではないかと。

(Webマスター:なるほど。CO2排出規制の強いところだけで販売して、日本では産業保護もあって提供しないという手もありますね^_^;
日本でのパリ協定の扱いがどの程度進むかによって、急速充電器予算が増えるのにも関わってくるかもしれません)

普及のためには最大手の参入は喜ばしいことだと思います。
とはいえ、現状の販売店対応を見ているとハードルが高いような気がします。
以前、GoGoEVなどのサイトに写真を投稿したい旨を伝えたところ、あるお店では「個店ではお返事できないので本部に聞いてください。」とのことでした。(他の地域でどういった対応をされているかはわかりません。)
まぁ、'買うお客さん'ではないので関わる気にならないのが本当のところですが、せめて「本部に確認のうえ、折り返し連絡する。」くらいの対応ができなければ今後が思いやられるばかりです。
製品が良くても店舗の対応次第ではどうにでも転びますので販売店の教育(意識改革)が必要だと思います。
実際の販売までは時間がありますので、そのへんは'カイゼン'していただけたらいいのですが・・・。

(Webマスター:私も同じようなことを体験しています^_^;トヨタに限らず、買う客でないと扱いが悪いのは仕方ないですが、それでもねという気はしました。

電気自動車には、「充電」というガソリン車にはなかった余分な部分の仕事が入ってきますので、販売までに策を練ってほしいものです《上から目線か^_^;》)

昨日の日経を見てびっくりしました。今まで水面下で開発はしてきているんでしょうが、これが本当ならかなり遅いですよね。欧米の規制に間に合わない事態があるかもしれません。WIndowsでPC市場主流派としてタカをくくっていたMicrosoftが、Mobile Deviceで完全にAppleとGoogleに量だけではなく新たなインターネットカルチャーを作られて追い抜かれたのと似ている気がします。とは言え、日産も三菱も一つ作ったものの次が続かず、何やってんでしょうねぇ。外野の素人ながら、気をもませてくれます。

(Webマスター:少なくとも電池の開発は行っていたようですし、ブログに書いたようにチョコチョコと手を広げては来たようです。

トヨタは開発費予算が三菱の比ではないですから、すぐに追いついてくるのでしょう^_^;)

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