電気自動車ニュースについて

  • 「電気自動車ニュース」は、EVOC(EVオーナーズクラブ)サイトへ情報提供しています。(記事によっては,時間がたつとリンク切れになる場合があります)
フォトアルバム

カウンター

  • カウンター

« 「新小型SUV」のPHEV、開発中止? | メイン | 「モデルY」 »

2016/08/07

「ニッサン ブレードグライダー」とバッテリーの自主開発から撤退

リンク: 日産自動車、「ニッサン ブレードグライダー」のプロトタイプを初公開 - 日産自動車ニュースルーム.(2016/08/05)

日産は、リリースで電気自動車のスポーツカー「ニッサン ブレードグライダー」のプロトタイプを初公開したとしています。リオデジャネイロオリンピック開会式の前夜に、市内の博物館で固体酸化物型燃料電池(SOFC)を動力源とした試作車とともに公開したそうです。

6d7f83ba16cf90bf91264f5595fe446692(画像:ニュースリリースより引用)

リンク: 日産自動車、インテリジェントモビリティを表す新しいプロトタイプモデルを リオデジャネイロで公開 - 日産自動車ニュースルーム.(2016/08/05)

上記によると「ニッサン ブレードグライダー」の特長は以下の通りです。

  • 最適な空力性能と操縦安定性のための幅の狭いフロントトレッド、幅広でより安定性のあるリヤトレッドの先進的なシャシー形状
  • ウエスト位置の高い観音開きのディヘドラルドアが乗り降りをドラマチックに演出
  • 一体化した転覆保護構造により強化されたオープンルーフ
  • 後席乗員のためのレッグスペースの拡充(注、前中央:運転席、後:2席)
  • 全ての乗員が全景を眺めることができる継ぎ目のないコックピットのフロントガラス
  • 速度、バッテリー充電状態、回生モード、トルクマップを先進的なディスプレイに表示
  • フロントホイールの後ろの車載リヤビューカメラの画像を映す2つのスクリーンを持つセントラルディスプレイ-ドアミラーの代わりになる革新的な手段で、空力効率を向上
  • 各乗員に4点シートベルト、および、サイドと足元に特別なサポートを提供

法令でドアミラーはカメラに置き換えられるようになりましたが、こうした車にはドアミラーはない方が空力性能を高め、デザイン的にも似合うのでしょう。

以下のリンク先には、たくさんの画像が載っています。

リンク: 日産、近未来的スポーツEV「ブレードグライダー」プロトタイプを公開 (1/2) - ITmedia ビジネスオンライン.(2016/08/05)


私が一番気になるのはバッテリーですが、「ニッサン ブレードグライダー」は、「5個の電池モジュールから構成する220kWの高性能リチウムイオンバッテリー」を搭載しているそうです。その肝心のバッテリーは、以下のように自主開発から撤退するそうですから、リーフをはじめ、次期バッテリーにどんな物が選ばれるのか気になるところです。

リンク: 日産、自動車向け電池事業から撤退の方針固める News i - TBSの動画ニュースサイト.(2016/08/06)


「ニッサン ブレードグライダー」は、2013年のモーターショーに出展されていました。

リンク: 日産|日産自動車、第43回東京モーターショー2013の出展概要を発表.(2013/11/08)


YouTube: BladeGlider the future of electric vehicles

コメント

興味深く拝読させて頂いております。リーフ4年目です。
日産の電池事業からの撤退のニュースですが、次期リーフ(フルモデルチェンジ)に搭載されるであろう60kwhバッテリーの調達には、影響はないのでしょうか? パナソニックなどは、テスラモーターへの供給で精一杯の様な気もします。
韓国製? 中国製?。 遅くとも2018年には、60kwhリーフを出さないと、海外勢に太刀打ちできないのではないかと心配です。

(Webマスター:お読みいただき、ありがとうございます。

改良した電池を載せた30kWhの延長に60kWhの電池があると思っていましたが、その電池ではコストが下がらないと判断したのかもしれません。
発売タイミングと電池調達との兼ね合いが難しいところなのでしょうが、自主開発を断念したことがニュースに流れるということは、すでに調達できるところの見込みがついたのではないでしょうか)

「技術の・・・」ですね。
「こんなこと言ってる様ではトヨタにますます差をつけられる」
と、職場の飲み会で酒の肴になっていたのが40年前でした。それ以来
長期低落傾向。
ブレードグライダーって?? 実用性を無視したコンセプトですので、
一人乗りにして売れば100台くらい売れるかも? ただし最初から限
定生産でないと希少価値は生まれませんよね。
「技術の・・」「みなさん おげんきですか」が嫌いで、この会社には
負のイメージを持ち続けていました。最近それが拡大傾向。歳のせいでしょうか?

(Webマスター:そういうのもありなのかもしれませんが、私としては早く次の軽EVを出してほしいです!)

「技術の日産」をアピールしたいのかな?
でも、市販出来ないものばかりやってないでね。

バッテリーに関しては内製している値打ちがあったようには思えないのですが、容量増やして航続距離を伸ばしたり
とかやっているので早々無駄だったとは思えないのですが。
価格攻勢をかけられると他所へ流れてしまいますよねぇ、そうなるとフリーの方が有利ですね。単純に値段交渉だけですから、何かあっても他人のせいに出来るし。
実際軽自動車の件は責任逃れで押しきってしまったし。
この一件で日産が嫌いになったのも事実だし。

(Webマスター:レスポンスの以下の記事には、
「日産のスポーツEV、「ブレード グライダー」…最新版は市販を意識か」とありますから、ちょっとは可能性があるのかもしれません(^O^)
http://response.jp/article/2016/08/08/279761.html

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。