電気自動車ニュースについて

  • 「電気自動車ニュース」は、EVOC(EVオーナーズクラブ)サイトへ情報提供しています。(記事によっては,時間がたつとリンク切れになる場合があります)
フォトアルバム

カウンター

  • カウンター

« 「電気自動車って実際のところどうなの?」 | メイン | 黒埼PA 急速充電器の一時休止 »

2015/06/23

1充電走行距離がガソリン車なみの次期リーフ

リンク: 日産、ガソリン車と同等の航続距離を実現したEV技術確立…株主総会で公表 | レスポンス.

日産は6月23日に開いた株主総会で、1充電走行距離をガソリン車並にできる電気自動車の見通しがついたことを明らかにしたと伝えています

「ガソリン車と同じくらい航続距離」の具体的な数字や販売時期についてはあきらかにしなかったそうですが、200Vでは8時間、急速充電で30分かかっている充電時間が「画期的に」早くなることや、セグ欠けが問題になっているバッテリーの性能についても「長年お使い頂いても性能が劣化しない」とのことですから、発売が楽しみです。

「ガソリン車と同じくらい航続距離」とはどれくらいでしょうか。海外メーカーが発表し発売を予定している電気自動車では300キロですから、それくらいでは500キロ走るガソリン車と同じとは言いにくいでしょう。ですから400キロぐらいを目指しているのかもしれません。(コメントにあるように株主総会では500キロ以上とのプレゼンがあったそうです)

「ガソリン車と同じくらい航続距離」は、Tesla MotorsのモデルS(航続距離最大502 km)ように大量の電池を載せれば既存の技術で今でも可能です。日産が言う次期リーフの技術が安易なものだとは思えませんが、今の24kWhの電池を倍増し、据え置き型で倍速充電ができる「LEAF to Home」を小型軽量化し車載できれば、200V充電で8時間、それで400キロ走る「なんちゃって」リーフはできあがります。

「長年お使い頂いても性能が劣化しない」ということは、電池も今のものとは変えてくるのかもしれません。製造メーカーを変えるのか、今の電池性能をアップするのかのどちらかでしょうが、「劣化しない」となると製造メーカーを変えるのかもしれません。

どんなものであれ、日産のその「技術」が三菱と共同開発していると噂される次期軽電気自動車にも生かされ、近い時期に発売されることを期待しています。ただ、それらしい情報がなかなか出てこないところを見ると、次期軽の電気自動車に載せる電池をどれにするかなど、日産と三菱での話し合いが上手くいっていないのかもしれません。

リンク: 電気自動車:車載リチウムイオン電池のコスト半減と容量倍増を2020年に実現――ボッシュ - MONOist(モノイスト).(2015/06/23)

GSユアサ、三菱商事と共同開発中の車載リチウムイオン電池の開発時期と性能目標についてコメントした

コメントをいただいた情報に、先日の日産株主総会のおりに流したであろう動画がYouTubeにありました。満充電で544km走るとあります。

20150627_80021

20150627_75756 (動画の一場面より)

YouTube: Nissan's 544-km Long-Range LEAF(削除されてしまったので、別のを載せます)


YouTube: Nissan's 544-km Long-Range LEAF

コメント

ちょっと気になる情報があるのですが。。

http://www.automobile-propre.com/video-leaf-544-km-autonomie/

フランス語で書かれているのでさっぱり内容は分かりませんが、ユーチューブ動画のロケ地がどう見ても日本。。

全くアナウンスされていませんがいつの間にかリーフの走行用バッテリーが、古いバッテリーを下取りで60万円で交換できるようになっているようです。

(Webマスター:「actionnaires de Nissan」日産の株主と書いてありますから、先日の株主総会のおりに流したビデオのようですね(^O^)

バッテリーに対する対応は、そのようになっているようです。
「「リーフ」60万円でバッテリー交換可能に」
http://evn.blog.eonet.jp/weblog/2015/06/60-5f7c.html

直に発表を聞いた訳ではありませんので断定できませんが、まだまだのようですね。
記事冒頭のリンクの内容では
「"この技術を早く実際のEVとして世の中に、皆様にお届けしたいために我々開発部門は努力している"と説明した。」
ということです。これでは先が長い。
充電時間に関しては、真面目に検証する気さえ起こりません。
もっとも、現在の充電規格を捨てれば別ですが。

(Webマスター:急速充電器の普及状況を考えれば、一からやり直すことは難しいでしょうね^_^;

テスラのように自前の急速チャージャーとチャデモの急速充電器の両方対応できるという手も有りかもしれません)

500km走れればガソリン車相当と言って良いですね。
300kmでも、随分安心感が出ますが。
ただ、それで「200Vでは8時間、急速充電で30分かかっている充電時間が
「画期的に」早くなる」を如何に実現すると言うのか・・・。
普通充電と言うと国内の一般的なEVでは200V15A(3000W)を流し込み、
家で充電すると コレで契約アンペア30相当が埋まると考えて
残りアンペア数でブレーカーが切れない様に気を使う事になりますが、
仮にバッテリー容量が2倍になって 同じ時間で充電すると
単純計算で60アンペア分の電力消費相当となり
電力会社が一般家庭向けに提示している最大の60アンペア契約でも
他に一切電気が使えない事になり、現実的じゃ無いですから。
更に時間短縮しようとすると もっと要求電流が大きくなって
一般家庭への電力回線からは充電出来ない事になり不便そうです。

(Webマスター:3000Wで8時間充電をすることでリーフの24kWhという電池容量が設定されていたと思うので、距離を延ばすために電池容量を増やすとすれば、おっしゃるように契約アンペアの関係で時間が伸びてしまうことは仕方ないことでしょうね。現在の環境では「画き的に」早くするには、特別なマジックが必要でしょう。

私は、テスラのように距離を優先して電池容量を倍増させ、200Vのゼロから満充電までの時間は大幅に伸びてもかまわないというグレードも用意することになるのではと予想しています。電池容量が残りほとんどなくなって充電することはまれですから、普段は100kmほど走って減っただけ充電するという方法をとれば、一晩8時間で充電も可能となります。)

株主総会のプレゼンテーションビデオを見るとフルセグで航続距離544kmと表示されてましたね。
500km以上を狙っているのだと思います。期待したいですね。

(Webマスター:500km越えとは、新しいリーフをアピールするには十分ですね(^O^)

電池容量は当然増えるでしょうからその充電時間をどのように短くするか、電池数が増える分車体を軽くしないといけないでしょうから炭素繊維などを使いつつ価格をいかに低くするかなど課題は多いのではないかと思います)

社長の言葉は眉唾ですが、過去の大風呂敷も後追いで実現しているような気もします。
次の次あたりの話だったりして?
Mi社は「既存のガソリン車をベースにして」といった話をディーラーで耳にしましたが、今主流の箱型軽四輪は好きになれないんですよね。

(Webマスター:航続距離500kmという話もあるようですから、今のリーフの2倍以上となると次の次でしょうね^_^;

軽の電気自動車は、日産のデイズをマイナーチェンジして、そこに新しい電池を載せてくるのではと思うのですが、電池の選定などで三菱との話し合いが進んでいないのかもしれません^_^;)

つい先日eNV-200のカタログ貰いに行ったとき、10月に出るリーフは300km走るとか言ってました。値段は上がるかも…
とも言ってました。
因みに、eNV-200は吊しの状態でも早くても年明けになるそうです、、、
三菱からこのての話題が出ないのが残念だし、MNKVではなくて日産からの話題なので軽EVには関係の無い事なのかもしれません…

(Webマスター:10月に出るのですか!

値段が上がるとすれば、電池の容量を増やしてくるのでしょうね。

でも、300kmでは「ガソリン車なみ」とは話が違うじゃないかと突っ込まれるのが目に見えていますね^_^;)

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。