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2015/04/15

ガソリンスタンド過疎地拡大はチャンス

リンク: ガソリンスタンド過疎地が拡大…283の市町村で「3か所以下」 | レスポンス.

資源エネルギー庁は、市町村内のガソリンスタンドが3か所以下の地域は、2013年度末からの1年間で18市町村増え283市町村になったと報告しているそうです。

こうした環境の中で、ガソリンを入れるためにわざわざ隣町まで行かなくてはならない状況を変えるには、自宅で充電できる電気自動車は最適です。電気自動車の価格がガソリン車より少し高いだけまでに下がれば、このような場所では販売のチャンスとなるでしょう。

ただし以下のように、まだまだ電気自動車への理解が進んでいないことが課題です。

リンク: 電気自動車充電器、設置進まず 山間部に空白地域目立つ|さきがけonTheWeb.(2015/04/14)

秋田県内で電気自動車(EV)用充電器の設置がなかなか進まない。・・・ガソリンスタンドの廃業が目立つ山間部など過疎地ではい まだに空白地域が多い。

生活圏内の移動では、自宅での普通充電ができれば十分です。上記の記事では普通充電器は県内に128カ所しかないというニアンスで書かれていますが、それは一般に公開された普通充電器の数であって、秋田県内のEV登録台数(2014年10月末現在)は 583台だそうですから、それとほぼ同数の普通充電器がすでに自宅や事業所に設置されていると考えてもおかしくはありません。ですから、普通充電器だけでも合計で約700カ所あるはずです。

もう一つの充電器、急速充電器は移動中に電気が足りなくなってきたときに使うことがほとんどですから、県内全体を見渡したときに、等間隔で全体にバランスよく配置されていることが理想的です。その数ではなく、設置場所や24時間対応しているかなどが重要です。

記事の中の充電器配置地図を見ると、およそ幹線道路沿いに73カ所配置されているようですから、数が大きな問題ではないでしょう。滋賀県でも急速充電器数は約90になり、ほぼ電欠の心配がなくなりつつあります。

電気自動車の利用者がまだまだ少ないのは、田舎では重宝される4輪駆動の軽トラが電気自動車にないこともありますが、記事のように電気自動車や充電器に対する理解が進まないことが、利用者が増えない原因の一つにもなっています。

コメント

少し前まで、電気自動車は出先で充電する所が無いのが問題
などと言われていましたが、
逆転して、むしろガソリンスタンドが無いから
ガソリン車じゃなくて電気自動車にしないといけなくなるのですね。
如何に田舎と言えども、
今時自宅に電気引いてないなんて事もあるまいし。
ガソリンスタンドも水素ステーションも、
公共の施設に頼らないといけないから
そっちが止めてしまうと危険と言う事もありましょうが、
電気自動車は 例え公共の充電施設が消えたり規格が変わっても
コンセントを付けた自宅で充電出来なくなる事は無いので
少なくとも近所乗りに困る事態は心配しなくて良いんですよね。

ただ、ガソリンスタンドの数すら問題な地域で、
例え自宅で充電出来ても公共の充電所をハシゴしながら
長距離ドライブが可能な地域まで持つものか?とか
(そう言った地域の最寄充電施設から家まで帰れるかとか)
そこまで心配しないで済む程度の充電施設は必要ですね。

充電施設はガソリンスタンドに比べれば
維持や設置が簡単って事で、良いかも知れませんが。

あと、EVの除雪車なんかも、雪深い村落は備えたい所かも。
少し前に、雪で道が通れなくなって燃料が運び込めず
内側では除雪車も動かせなくなったと言うニュースを
見た様な気がしました。

(Webマスター:電気自動車にしなければならないわけではありませんが、電気自動車も十分選択肢の一つになってくると思います。

長距離ドライブは、レンタカーでするとか列車を利用するとか他の方法もありかと思います。私は、無理してでも電気自動車で楽しんでいるわけですが(^O^)
充電施設は、長距離ドライブでの電欠の心配をなくすほど、十分な数ができつつあります。

EV除雪車も良さそうですね。
万が一の場合、阪神でも東北でも一番はじめに電気から復旧しましたから、電気自動車は有用だと思います。

以前に書いたことがあるのですが、東南海地震が起きたときには、火力発電所だけではなく製油所の多くが太平洋側にありますから長期間、経済活動が止まる可能性があります。

そうしたときも水力など他のものでも発電できる電気は、復旧が早い可能性があり、電気自動車は使うことができるでしょうね)

仮にこのような過疎地域にEVの導入を促したとして、移行の過渡期において「ガソリンスタンドの閉鎖」をどのように軟着陸させるか難しいですね。

収益観点だけであれば採算がとれなくなった時点で早々に閉鎖すべきだとは思いますが、それではEVに移行していない利用者が取り残されてしまいます。

逆に採算が取れなくても、その地域がある程度の水準までEV化するまでゾンビ化したガソリンスタンドを補助金で延命します、というのも無駄が多い気がします。

また、ガソリンの移動販売は法律で禁止されているので、小売業者が広域をカバーするということも難しいですし。

そう考えると、これって現在は地方の問題ですが、都市部においても自動車の電化が進むと同じ問題が出てきそうですね。

(Webマスター:地域によっては、地元の人たちが資金を出し合ってガソリンスタンドの維持をしているところがあると以前テレビで紹介していました)

田舎は戸建てがほとんどですからコンセント設置に困らない。町に行けば充電して戻ってこれるから田舎こそ電気自動車は便利。
町のものは田舎に行って帰ってこれなくなる。田舎の人こそ電気自動車は便利なんだよと言ってもなかなか解ってもらえません。
田舎は情報源はテレビという人の比率は高いと思われますので、テレビで上記のような情報が常に流れたら事情も変わってくると思います。

(Webマスター:私も機会あるごとに話していますが、なかなかわかってもらえませんね。

テレビもですが、少しずつ広がって電気自動車に乗ったことがある人を増やしていくしかないのかもしれません)

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