嫁入り、別居、そして暗雲
トロロの嫁探し。理想はトロロと同じアメリカンファジーロップのオレンジ系だったがなかなか良い個体に巡り会えず、そうこうしているうちにトロロは青年期を迎えつつあったので、同居させるなら深刻な喧嘩に繋がらないうちにと思っていた。
そんな折、別件でトロロを購入したショップを訪れた際にちょうど入荷していたとても愛らしいブラウンのホーランドロップに心を奪われる。トロロよりも頭は小さくスマートなのでトロロ的な親近感はない(笑)が、それでも十分な愛着を感じさせる容姿だった。
よよこと話し合った結果、次回ショップを訪れた時にあの個体がまだ売れずに残っていてしかも性別が女の子であれば決めよう、ということになった。
もともとアメファジはホーランドロップとアンゴラの掛け合わせ同士の掛け合わせなので遺伝子的には近いし、「これで商売を」とは考えていないので繁殖には問題ない。
乱暴な換言をするなら、ボストン・テリアの伴侶にフレンチブルドッグを迎えるようなイメージだ。
そして約1週間後、よよこ、ちょびんと共にショップを訪れるとあのホーランド・ロップは売れずにまだ居た。ケージから出してもらい、手に取るよよこ。手串でグルーミングしたりお腹や手足をチェックしていてもトロロに負けず劣らず温和しく、おっとりとしていてやはり愛らしい。ちょびんも「トロロの方がフワフワして可愛いね」などと言いながらも、短毛種特有の肉々しい手触りが気に入ったようだった。
プライスカードにもまだ性別が記されていなかったので恐る恐る訊いてみると、なんと生後2ヶ月の女の子!めでたく3人の意見が一致してこの子を購入することに決定した。
帰りの車中は
●トロロとのバランス
●和の食材
●茶色~焦げ茶のもの
●女の子っぽい音
をテーマに3人で名前を考え、「もろみ味噌」から取って「モロミ」に決定。
早速、トロロとの同居が可能かどうか確かめるためにトロロのケージに放ち、3人で注意深く様子を観察すると・・・
・・・ま、まじで?
トロロは生後3ヶ月半の男児。ウサギは生後4ヶ月ほどで思春期が訪れることは知っていたけれど、最近も特に発情行動は無かったし、喧嘩もしくはトロロによるイジメは危惧していたものの交尾はまだ早いと思っていた。さすがに「モロミ」にはまだ早すぎるので直ぐさま別居。仲良く同居の夢は脆くも崩れた。以前トロロが使用していたケージを再利用してもろみのマイルームに。
そしてその直後、重大な事実が判明した。
トロロがどうやら不正咬合(上下の歯の噛み合わせが悪い)のようなのだ。ホーランドロップやアメファジには特に多いらしく、後天的なものであれば矯正で一縷の望みがあるが下顎前突など先天的なものだと抜歯する以外に根本的解決は望めない。ショックだ…。
すぐにでも動物病院に連れて行きたいが、折しもちょびんが夏風邪でダウンして39℃近い熱と戦っている最中。幸いトロロ自身はまだ涙やヨダレなど深刻な症状は無いので、月曜か火曜にちょびんが幼稚園に出られたら時間を見つけて隣町の動物病院まで赴こうと思う。
これでもし「先天性の不正咬合」だったとすると、例え売り物にするつもりはなくともトロロの子孫は設けるべきではないだろう。子孫たち自身の不幸はもちろん、里子に出したらその里親も苦労することになるからだ。
せっかくトロロの「男っぷり」が確認できたというのに、別居だけで済まず、ともすれば別の男のモノになるかも知れないモロミ。ウサギ飼育開始2ヶ月にして昼メロなみにドロドロしてきた。










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