近年では珍しく長かった秋もようやく深まりを見せ始めた11月のある日、ちぇこふ家に1つの荷物が届いた。

実は友人から「ちぇこふの見立てで極力安価なタブレットを見繕って」という依頼を受け、約1ヶ月の準備調査期間を経て数日前に注文していたものがようやく届いたのだ。
友人の条件は以下のとおりだった。
■FacebookとSkypeの利用がメイン。
■YoutubeやNetflixなど動画閲覧できる。
■Word的なもので簡単な文書作成ができる。
■基本宅内使用なのでwifi運用。3Gはいらない。
僕自身、タブレットの利用経験だけなら4年前にSony XperiaTablet Sを使っていた過去がある。

ネット関連ツールや調べ物などならいちいちPCを起動するまでもなく手元でほぼ一通りのことがこなせるので便利なデバイスには違いなかったが、wifi運用していたので、公衆無料無線LANの少ない田舎住まいだと外に持ち出す機会も少なく、使い勝手は断然PCのほうが良い上に、2年目あたりからはバッテリーがヘタリ始めて交換は修理扱いで2万円近くかかるという現実にドン引きして徐々に使わなくなっていった。
こうした経験から国産タブレットに対し、初期費用も維持費もなかなかのもので、性能面においても個人的には不要な部分にまで無駄に豪勢に均等配分されたスペックが目立ち、高級品化して気軽に扱えないというイメージを僕の脳内に定着させた。
今回友人から「可能な限り安価で」という注文を受けたのを好機に、自身初となる乱暴に使えるくらい安価な「中華タブレット」の世界へと一歩足を踏み入れたわけである。
一口に中華タブレットといっても様々だ。
CHUWI(深セン市)、Huawei(深セン市)、ONDA(上海市)、IPPO(深セン市)、原道(深セン市)、Colorfly(深セン市)、PLOYER(深セン市)などが主だったメーカーだが、Acer(台北市)Asus(台北市)といった台湾組は安定化&高品質化と引き換えに「廉価」ではなくなり、もはや「中華パッド」というグループから逸脱している。
こういう、手元に情報があまりないものを購入する場合の僕のいつものパターンだが、価格comとamazonで流行のモデルを探ってレビューを読み漁り、いくつか候補の当たりをつけたら某巨大SNSでそれらの専用スレを見つけて約1年ほど過去から現在に至るまでの書き込みを読破し、ユーザーの使用感経緯から長所短所を探る、という作業を約1ヶ月続けた結果、今回僕が白羽の矢を立てたのはコレだ!

Colorfly G808 Ultimate
OctaコアCPU搭載 16GB 3G/wifi/Bluetooth対応
GPS搭載 8インチIPS液晶
決め手は以下のとおり。
■明るく見やすい8インチIPS液晶。
■友人の好きな色「ホワイト」が用意されている。
■将来的に通勤電車内でも使えるよう3G対応機種。
開梱すると、このとおり中国語一色のパッケージだ。

ちなみ僕は第二外国語で中国語を選択し、一時は片言の中国語会話を操れるようにまでなった過去を持つが、30年経った今となってはチンプンカンプンである(笑)
パッケージの中身はシンプルこの上ない。タブレット本体とUSBコードのみ。恐らくはデバイス内ヘルプファイル及びオンラインヘルプに依存しているのであろう、同梱のユーザーズマニュアルはペラペラだ。

別途購入した液晶保護シートを丁寧に貼り付け空気を抜く。先達の話の中には一度も起動すること無く文鎮化(スクラップ化)したという人もいたので緊張したが、無事元気に起動してくれた。「起動する有り難み」を知ることが出来る。これこそ中華パッドの良い所だろう(笑)。

販売店ですでに日本語表示に設定してくれているので、一見もうこのまますぐ使えるような錯覚を受けるが、設定画面を確認すると↑このように
キーボード→英語(米国)androidキーボード
文字入力→Googleピンイン入力
となっているので変更が必要だ。「ピンイン」というのは聞き慣れない人もいるかもしれないので解説しておくと、中国語の読みをアルファベット化した発音記号のことである。同じ音でも上に「-」「/」「v」「\」の4つの記号がつくだけで発音が異なり全く違う意味になるのが中国語の醍醐味だ(笑)。
さらに別途購入したマイクロSDカードを所定のスロットに挿入。

次にこれまた別途購入したBluetoothキーボードをセッティングする。友人は僕と同様にソフトウェアキーボードが得意ではないので物理キーボードがあるとすべての作業が捗る。これは友人から依頼されたわけではなかったが、日ごろ何かとお世話になっている友人へ僕からのプレゼントだ。

理想はこちら↓のLogicool K480だったのだが、僕の懐事情もすっかり秋めいていたので(涙)ほんの少し安価なElecom TK-FBP067をチョイスした。友よ、ケチな僕でゴメンよTT

Logicool K480
http://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/multi-device-keyboard-k480
Elecom TK-FBP067
http://www2.elecom.co.jp/peripheral/full-keyboard/tk-fbp067/
電源は乾電池かUSB給電の2パターン。

こんな風↓にスロットにタブレットを挿し込むことで自動的に電源が入るので乾電池でも十分持つのだ。

Bluetooth機器のお約束、タブレットにこのキーボードを無線で使えるよう認識させる作業、ペアリングを済ませて準備OK…

…ではない(笑)
実はこのままでは英語キーボードとして認識されているため、これを日本語キーボードとして使うのだということを教え込まないといけない。GooglePlayStoreで“ELECOM Keyboard layout”をダウンロード&インストールし、キーボードの設定を日本語エレコムキーボードで使用するよう設定すればOKだ。

キーストロークは一般的なノートPCと同じくらい。打鍵感もある。心配していたタイムラグも無く実に快適で、文字入力もブラウザ閲覧も捗る。
友人はとりあえず今のところはwifi運用オンリーなので、ホーム画面に主だったアプリのアイコンを配置してようやく任務完了だ!

別途購入した専用ケースがなかなかいい。キーボードのスロットの挿す時は取り外さないとハマらないのだけが難だが、中華タブレットは総じて耐久性が弱いので、このスタイリングを維持したまま様々な衝撃から守ってくれると思えばありがたい。

ことタブレットに関しては“下手の横好き”に過ぎない僕のような頼りない人間に本件を依頼してくれた友人も決してタブレットに明るいわけではない。それどころかandroid端末自体扱ったことがない。おまけに中華タブレットというものは購入後のサービスを期待してはいけない。まずサポセンが無い(あるにはあるが中国本土)ので、発生した問題を「自力で解決」していくしかない。壊れたら買い替えが基本だ。なので友人に何かあった時には僕がヘルプセンター代わりになる必要がある。
とはいえ今やandroid端末と言ってもBlackBerryQ10という半androidくらいしか持ち合わせていない僕が、次々と湧き起こる友人の質問に的確に答えられるようにするためには同じような環境を手元に用意しておく必要がある。
…な~んて、偉そうなことを書いてしまったが、なんてことはない。友人のG808を触っているうちに僕も欲しくなった(笑)のと、これにカーナビアプリをインストールすれば現状(BlackBerryQ10の半android上でのカーナビアプリ運用)よりも遥かに便利になると考えたからに過ぎない^^;
というわけで同時に僕もコチラ↓を購入した。

Colorfly G708 Ultimate
OctaコアCPU搭載 16GB 3G/wifi/Bluetooth対応
GPS搭載 7インチIPS液晶
画面サイズが7インチというだけで他はほぼ同スペックだ。
そこに僕の場合はwifiだけでなく3Gでの運用もするのでMVNO(Mobile Virtual Network Operator)と契約してSIMカードを入手しなければならない。
我が家のネット環境、CATV、IP電話は、10年ほど前にJ:COMと喧嘩別れして以来すべてケイ・オプティコムに移行済みだ。そのケイ・オプティコムが2014年6月からサービスを開始したMVNO「mineo」が田舎者の味方docomo回線(au回線との2択)で使い勝手が良く、某巨大SNS専用スレでの評価も比較的高かったのでコレに決定。
初期費用3240円が無料になるという魅惑的なパッケージをamazonで見かけたが、それだとSIMが手元に届くのに実質+2日ほど掛かるので、1日でも早く欲しかった僕はヨダレを垂らしながら公式サイトから注文した。

先達が残してくれたレポートによれば、申し込みの翌日には審査に入り、一両日中には契約完了、発送作業に入る。申し込みから延べ4~5日もすればSIMが到着するというイメージだった。
しかし…審査に通って契約完了したら届くはずのメールが待てど暮らせど届かない。まさか…審査に…??確かに土日は挟んでいたが「土日も審査は実施している」とのことなのでやはり心配だ。
僕としては3240円免除の特典を蹴ってまで2日短縮に賭けた経緯もあって(笑)いてもたってもいられなくなり、6日目の朝、とうとうmineoに問い合わせの電話を入れてみた。
サポセンの返答は「申し込みが殺到していて審査に時間がかかっている」とのことだったが…殺到していたのは大きなキャンペーンを展開していた先月の月末のことであって、月初の今は落ち着いているという情報は入手していたし、某巨大SNS専用スレで僕と同時期に同プランで申し込んだ人がもう使用を開始している。
うーん…いまひとつ納得出来ない…と思いつつ
■3240円免除よりも時短を選んだこと
■電話、テレビ、ネットすべてケイ・オプティコムと10年以上の付き合いなのに今更審査で時間を取られるのはツライ
といった旨をやんわりと伝え(笑)最後には「よろしくお願いします^^」と明るく言い放って電話を切った。
するとその日の昼頃に審査・契約完了のメールが届き、翌日SIMカードが届いた。
嬉しい!嬉しいけど…なんか怪しかったな…w
なにはともあれ僕にとって初の格安SIMだ。

さっそくスロットに挿入してAPN設定を済ませるとすんなり開通した。しかしアンテナは4本中1~2本あたりをうろちょろ。G708はLTEに対応しておらず、3Gも周波数の違いからdocomo回線だと2100Hzしか拾ってくれないので(東名阪なら1800Hzも拾ってくれるので改善される)まぁこんなものだろう。
とはいえ未知の田舎道をカーナビとして使用している真っ最中にコネクションロストされたら堪ったもんではない。
今月はなんだかんだで懐が氷河期に達してしまったのでTT見送ることにするが、近々LTEと3G(ハイスピード)にも対応したこのあたりのモバイルルーター↓を購入して、タブレットはそのモバイルルーターからのwifi運用、という形をとってみて安定性を図りたい。

最後に愛車FJ Cruiserに取り付けてみた。
当たり前の事だがやはりBlackBerryQ10の3インチ液晶とは視認性が違う。それだけに留まらず、Bluetoothでカーステレオに飛ばせば山間部やトンネルの中でもradikoでノイズレスなFMも聴けるしyoutubeやhulu、Netflixも楽しめる。
車でネット環境が使えると便利なのはもはや疑いの余地はない。メーカーオプションではなく、サードパーティーによるカーアクセサリーでもなく、メーカー標準としてSIMスロットを設けて3G&4Gモバイルネットワークの搭載を考えていくべき時代に突入していると強く感じる。

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