Blackberry Q10を使い始めて半年。
途中、カミさんの端末のキーボード交換を余儀なくされるという個人的には相当衝撃的(笑)なアクシデントに見舞われたが、それ以降は至極快適な物理キーボード生活を送っている。
Snapを介したandroid用アプリのダウンロード&使用も、僕自身、使うのは専ら無料アプリばかりで有料の高機能アプリに関してはBlackBerryWorldからの専用アプリ入手に限っているせいか特に不足は感じていない。むしろカメラ制御系のアプリや写真加工アプリ、新聞&ニュース閲覧アプリなどは圧倒的にandroid用のものが豊富に揃っているので随分と重宝している。

ダメ元でダウンロードしたYahoo!カーナビ(http://ascii.jp/elem/000/000/924/924248/)などは、Q10の画面サイズゆえの制約は決して小さくはないものの十分実用レベルで、いや、むしろそれまで使っていたPSP「みんなのナビ」やその前に使っていたPSP「MAPLUS3」(どっちにしてもPSPソフトかい!笑)と比較してもナビ精度は遜色なく、リルートのスピードに至ってはダントツの速さを誇る。細々とした付加機能の数と層の厚みを言えばさすがに劣るが、プラスアルファの荷物にならず気軽に使える分、もうすっかりマイカーで遠出する際の定番アプリとなっている。

また、同じタイトルのアプリでもBlackberry用のアプリとandroid用のアプリの双方が使えると色々なことが見えてくる。例えばfacebookアプリがそうだ。以下の表に両者のBlackberryQ10での使い勝手を簡単にまとめたので見て欲しい。

このとおり出来に差がありすぎる。日々の閲覧や友人たちとの最低限のコミュニケーションを交わすのには当然サクサク動作するBlackberry版を使用しているが、よりPCに近い感覚でフル活用するにはどうしても(Q10では)モッサリのandroid版アプリの使用に頼らざるをえないのが現状だ。facebookがいかにBlackberryユーザーを蔑ろにしているかがよく分かる(笑)。レビュー数を見ればそれもやむを得ないといったところか…。
「数こそ力、数こそ勝利」などとは絶対に認めたくはないが、街で見かける「スマホでできる」という言葉を堂々と冠して参加を呼びかける多くのサービスにおいてBlackberryだけは蚊帳の外という世間の現状を見るにつけ国内の携帯関連市場においてBlackberryはもはや無きに等しい存在なんだと思い知らされる。
にしても「スマホ会員募集中なんですがスマホお持ちですか?」の問いに「いや…僕の“スマホ”はそういうの出来ないスマホなんで」と答えるのにもいい加減疲れた…
たまに熱意あふれる店員さんが「いえいえ^^スマホなら必ず出来ますから!」と喰い下がってくるとつい面白くて手渡してみるのだが、決まってさんざん弄くり回した挙句に「ダメみたいですね…申し訳ありません。失礼ですがこちら…スマートホンですよね?」などと言ってくれる。
andoridやiphoneよりうんと歴史あるスマホの老舗なんですが?
そんな痛ましくも楽しい日々を送りつつ、ここにきて少し気になってきたのはバッテリー容量だ。購入当初は弄ることも多かったので1日の終りにはもうカツカツ。これはしょうのないことだ。きっと使っているうちにバッテリーが活性化して容量も安定してくるだろう…そう思っていたものの今ひとつ伸び悩んでいる感がある。
仕事柄、通話はほとんど使用しないのだが、メールはとにかくよく使う。自宅と職場は無線LANを拾えるのでwifiも常時オンにしている。あとはSNSとネット閲覧ぐらいだろうか。それで大体1日半~2日ほどで充電が必要になる。これまで使ってきた歴代Blackberryと比べても少し早いサイクルだ。
Q10のバッテリー容量は2100mAh。Bold9900のバッテリーは1230mAhだった。CPUだけでなくビデオ周りやディスプレイ、カメラ、通信パーツなども高性能化しているわけだから電気をよく食うのは当然だ。そう思えばさすがに1.7倍の2100mAh程度では厳しいだろう。景気良く2500mAhや3000mAhぐらいの大容量バッテリーをドド~ンと標準搭載してくれれば良かったのに…もしくはオプションで用意してくれるだけでも良かったのに…
まぁ…RIM社の懐事情のことを考えると贅沢は言えない。
そんなわけでサードパーティーによる大容量バッテリーの導入を考える事にした。
まず最初に検索に引っかかったのがこれ。
MUGEN POWER BlackBerry Q10 大容量バッテリー(2200mAh)。標準のバッテリカバーをそのまま使うことができるので本体の大きさが変わることもなく、バッテリーのためにキャリングケースが使えなくなるということもない。昨年秋に満を持して登場したQ10代替バッテリーらしい。
でも…それ以前に…んー…大容量?標準バッテリーの5%増しで…?
それはさすがにちょっと表現が盛り過ぎだろう…(笑)
今回僕が求めているのはあくまで“劇的な駆動時間アップ”を叶えてくれる「大」容量バッテリーなので残念ながらこれは選択肢に入らない。
次に見つかったのがこれ。

MUGEN POWER BlachBerry Q10 超大容量バッテリー(4400mAh)。モッコリ膨らみを持たせた専用のカバーを使うことにより物理的に大きなサイズのバッテリーを使えるようにした俗称「バスタブバッテリー」だ。
このタイプのバッテリーは僕の記憶にある限りではBlackberryBold9000の頃から目にしていた。今では他のスマホ用にも多岐にわたって供給されていて決して珍しいものではない。それだけ安定した人気を誇るシリーズなのだろう。
悪くない。悪くないぞ…(笑)
それにこの「使っても使っても減りません」というド直球なコピーがいいw
でも…

これって持ち歩くには…やっぱりちょっとパンチ効いてるよね…?
ついでに価格も…
標準バッテリーの約2倍の容量なのに価格は3倍強って…
そこそこパンチ効いてるよね…?(笑)
そんな流れの中、最後に目に止まったのがこれ。

BlackBerry Q10 大容量内蔵バッテリ(2680mAh)。最初のバッテリーと同様、標準バッテリーカバーをそのまま使えるタイプなのに容量は28%増しで正真正銘の大容量!
そうそう、このくらいのを求めてた。程よい価格で程よい容量UP。人生、程よいのが一番だ。そしてこれが共に売られている充電器「2in1バッテリーチャージャーfor BlackBerry Q10」。

メーカー名も書いてない、それはそれは怪しいバッテリーと充電器なのだが「Blackberryユーザーたる者、生涯各自が人柱」であることをネット上のお仲間たちと共に身をもって体感してきたと自負している僕の前に立ちはだかるものなど何も無かった(笑)。
そして数日後、無事到着。

目測で見る限り厚みも形状も同じ。物理的な問題は無さそうだ。

そしてこの充電器。バッテリーと本体のダブル充電可能を意味する「2in1」だったはずなのにいつの間にか「万能」になってる…

なるほどバッテリーとの接点となる端子とバッテリーを下から固定する底板が動かせるようになっていてあらゆる形状のバッテリーに対応できるような作りになっている…だから「万能」なのか…
あれ…?でもこれって「for BlackBerry Q10」じゃなかったの…?だったら「万能」ってそもそも…
僕がおかしいのかな…?
次第に自分の日本語読解能力に不安を感じるようになってきた(笑)。
ま、細かいことは秘技「深く考えない」で華麗にスルーして早速充電してみよう。
これがバッテリーを充電器に装着した状態。

正確に装着されるとLEDがブルーに点灯する。
ここで判明したこと…
■「万能?」であることが快適な使用感を台無しにしている。接点を動かすレバーが生え変わり間近の乳歯のようにグラグラして安定しない上に、バッテリーを固定しようとする底板のバネの強さが強力洗濯バサミ並で、正確にバッテリーを装着するのに両手とそこそこのテクニックが必要。
■適当にパチンとセッティングするとLEDがマゼンダに点灯し、正しくセッティングされていないことを告げられる。バッテリーを持って0コンマ数mmレベルでずらして調整することでLEDがブルーに点灯する箇所を見つけることになる。
■そんな誤差はコンセントに差し込む時の振動でまたズレるのは誰にでも分かることで、案の定、テーブルタップの上で再び調節が必要になる。
これまでの専用充電器と比べると明らかに使いにくい…

充電中は逆で、端子がズレると充電中を示すマゼンダがブルーになるのでマゼンダになるよう調節が必要だ。ちなみに充電完了になってもブルー。←これが問題
夜、充電器にセッティングしておいて明け方にはブルーになっているのを確認。朝、本体に装着してみると全く充電されていなかったことが一度あった。つまり接続不良のブルーを満充電のブルーと誤認してしまったわけだ。ここは点滅や消灯するなど通知方法にもう一工夫が欲しかったところだ。
時に、ちょびんが自転車に乗れるようになったのは一昨年の春。

しかしこの2年間、友人宅や公園が近いこと、小学校のルールで2年生までは児童だけで学区外へ遊びに行ってはいけない事になっているなどの様々な要因がちょびんを自転車への執着から遠ざけてしまい、殆ど乗ることがないまま日々は過ぎていき、ちょびんが乗らないと僕もついついメンテナンスを怠けてしまって、数々のドラマを見せてくれた愛車「いきなり自転車」は見るも無残に朽ちてしまった…。
3年生まであと半年。3年生になれば、今もWiiUを通じてちょびんの良き遊び相手でいてくれている園時代の親友、サバンナ高橋似のY君の家にも自由に遊びに行ける。
そんな経緯でちょびんに2台目の自転車をプレゼントしたのが9月のこと。名目上は、約束していた夏休みの旅行に連れて行ってあげられなかった代わりのプレゼントだ。
初試乗は「いきなり自転車」でも活用した公園。「これからは自力で来るのだから」と難所の階段を必死の形相でのぼるちょびん。

いざ初乗り!
え…?ちょ…
そ…そこまで…?!
いやいや、チョビンの身長の適性である22インチ径とはいえ「いきなり自転車」から比べれば大きなインチアップとなったわけだからすぐに上手に乗れなくてもいいじゃないか!そう自分に言い聞かせて動揺を隠す僕。
でも…
少しぐらい勘も鈍っていることだろうと覚悟はしていたが…バランスを取れないどころかペダルを漕ぐことすら忘れているなんて…TT
ああ、あの練習の日々は何だったんだろう…と在りし日の光景を次から次へと走馬灯のように思い浮かべながら、なぜか大学時代に映研の先輩Hさんが飲み会の席で歌った水前寺清子「365歩のマーチ」の替え歌が僕の脳内を何度も何度もリフレインした…。
♪一日一歩、三日で三歩、三歩進んで百歩下がる~
真新しい自転車の大きさにビビり倒すばかりで足蹴り乗りすら出来なくなったちょびんを叱咤激励しつつ、またあの時の苦労を一から…いやマイナスからやり直さなければいけないのか…と薄っすら変な汗を浮かべて帰途につく初日となった…TT

そんなヘタレっぷりを炸裂したちょびんだったが、数日後の2回目の練習では大きく勘を取り戻し、広い場所ならフラフラしながら左回り限定(笑)で乗れるようになった。
まだまだ「乗れる」というには程遠いが、ちょびんの顔にもようやく笑顔が見られる。息子よ、父もホッとしたよ…TT

そして3回目の練習ではフラフラせずに左折できるようになった。

あとは右折さえできれば合格点なのだが…ここは焦らず少しずつ歩を進めていこう。
閑話休題
僕の冗長な話の間に先ほど充電器にセットしたバッテリーも充電完了したようなので(笑)いよいよQ10に入れてみることにする。
ん…?
あれ?
マ…マジかぁ~~~!?

にわかに信じがたい状況に我が目を疑った。
0コンマ1ミリのレベルでバッテリーの角が引っかかって入らないのだ。
表面では至って平静を装いながら、心中は焦りでボタボタ汗を滴らせつつ、通常の3倍の力で強く押し込んでみるとズズズッと鈍く擦れる音を立てながらなんとか収まってくれた…

はは…ははは…
こ、この~跳ねっ返り娘めw
ちなみに当然のことながら取り外すときも、これまでのように指先の力だけでは動物病院でキャリングケースから出てこなくなった小心者のワンコのように頑なに出てくれない。爪で引っ掛けようとすると生爪が剥がれそうになるので(笑)マイナスドライバーを使ってテコの原理で取り外さなければならない。

ひきつり笑いをしながらカバーをして裏返すとすでに起動ロゴが表示されていた。

どうやら無事起動するようだ。ちょっと一安心。
つづいてBlackBerry Virtual Expertを立ち上げてみる。

バッテリーは健康状態…ふむふむ…
バッテリー残量は91%…ふむ…ん?
一晩充電したんだけどな…9%も何処へ行ったんだろう…?
考えれば考えるほど悪い予感しかしてこないが、ここは秘技「お花畑」を繰り出して
これがきっと“天使の分け前”ってやつだね
と思うことにした(笑)。
初回、電池の持ちは標準バッテリーと大差なかった。むしろ活性化していないせいか残り50%からの減りは早かったように思う。それでも使い終えるまで不具合は特に発生することはなく普通に機能した。
しかし事件は2回めの充電で発生した…
充電後、Q10にバッテリーをセットすると、満充電のはずなのに「電池切れ」の警告が一瞬表示され、そのすぐあとに以下のような画面が…

つづいてロゴが現れて無事起動するかと思いきやシャットダウン…

そして何度か自主再起動TTを繰り返したあと突如何事も無かったかのように起動…
これはもうどんな秘技でフォローしようとも誤魔化しようがない怪しい挙動だ…
BlackBerry Virtual Expertを起動するとこのとおり…

バッテリー残量87%…
主原因は繰り返した再起動だろうが今回は13%も天使が奪っていったことになる。
度重なる怪しい空気にさすがの僕も先ほどのエラーコードで検索してみたところ…
公式サイトでは「非機能的または不良バッテリの始動ができなかった」という説明。
http://us.blackberry.com/support/error-codes/os10/error-bb10-0019.html
アメリカのBlackberryファンサイト、CrackBerry(http://forums.crackberry.com/blackberry-z10-f254/bberror-com-bb10-0020-a-932590/)では同様の現象に見舞われたユーザーに「グレムリンの仕業」と書かれている…(笑)
なるほど…天使じゃなくグレムリンだったか…w
さらに情報を集めていると…
CrackBerry(http://forums.crackberry.com/blackberry-z10-f254/2680-mah-gold-battery-pops-up-809297/)に、Z10用のものではあるが「この金ピカバッテリーは“中国製のパチもん”だ」というような疑いをかけられていて、中には「この金ピカを剥がせばこいつの正体が1800mAhだと分かるぜ」なんて発言も見受けられる。
http://forums.crackberry.com/blackberry-z10-f254/2680-mah-gold-battery-legit-926459/
マジでぇ?!いくらパチもんでもせめて標準と同じ2100mAhでいこうよ~TT
そう思いながら僕も金ピカシールを剥がしてみた結果…

お、おぅ…
実際のところ容量は幾つなのか正確な数値は分からなかったが、色々な意味で納得した僕は、発熱異常だけには注意して緊急時限定で使っていこうと決意した。

一筋縄ではいかないBlackberryQ10の代替バッテリー事情。
歯がゆさ、苛立ち、脱力感…そして映研時代の先輩Hさんの替え歌が脳内でリフレインするところも含め(笑)、ちょびんの自転車事情と通じるものがある。
が、そこに悪意やエゴが無く改善と成長が見込める分、ちょびんの方が救われる話であることに間違いはない。
そんなちょびんは最近「宇宙戦艦ヤマト」を見始めた。断じて「ヤマト2199」ではない(笑)。昨今のドラえもんフィーバーをして「人生で大事なことはすべてドラえもんが教えてくれた」と評する光景をよく見かけるが、僕の場合は間違いなく「“男たるもの如何に在るべきか”はすべてヤマトが教えてくれた」だと自認している。
ちょびんにも是非、勇気と自己犠牲、男の美徳、浪漫を存分に感じ取ってもらい、自転車練習のみならず、今後の小学校生活に活かしていってほしいものだ(笑)。

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