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2015年1月24日 (土)

魅惑だらけのクルマ選び【前編】

当ブログで取り上げることは極めて少ない自動車部門。

以前、愛車アコードのウインカーリレーを交換した際にも書いたが、本体、パーツともに価格的にパンチの効いている『自動車』にこだわり始めると他の何十という趣味を諦めなければならなくなるので、趣味に生きる僕の自己防衛本能が自然に働いて、僕自身、自動車に対して「移動手段としての自動車」以上の想いを傾けないよう意識してきたのが大きな理由だ。

ところが昨秋、そうしたスタンスを根幹から揺るがす事態-愛車「ホンダ アコード」との別離-が突如としてやってきた。

それは2014年10月末のこと。僕は車検見積もりのためにカーディーラーを訪れていた。このところのアコードは2年毎の車検が呪わしいと思えるほど大きな修理を必要とする不良箇所が毎度立て続けに見つかり始めていた。

今期は夏頃からラジエター周りの複合的な不具合を認識していて、このあたりの修理&交換は覚悟していたのだが、エンジニアから言い渡されたのはラジエターホース、ラジエター本体にとどまらず、タイミングベルト、オルタネーター、ウォーターポンプ、パワステポンプ、エンジンマウントなどなど…要交換箇所のオンパレード!そう、17年間で走行距離13万キロをようやく超えたアコードももはや満身創痍だったのだ…。

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中古パーツをかき集めて修理しても軽自動車1台が買えてしまう勢いになってしまった修理代金概算(あくまでも見積もりなのでそれ以上の可能性もあった)は、僕に新たなローンを組む決意をさせるには十分すぎる原動力となった。

車の選定にあたっては非常に面白い変遷経路を辿った。

「家庭用乗用車」として僕の頭のイメージに有るのはセダンだ。物心ついた時に父が乗っていた64年式30型セドリック。その後も230型セドリック、S7、11,13型クラウンと贔屓のメーカーは、日産からトヨタに移ったものの常にガッシリしたボディーのセダンが我が家の顔であり、それが幼少期からの僕のマイカーのイメージそのものだった。

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上京した年に初めての車として乗ることになる初代カリーナEDも今思えばそうした4ドアセダンへの強い憧れ故の選択だったのかも知れない。

祖父から譲り受けたアコードに乗っている時も、街ゆく車を眺めながらいつかまた自分で車を選ぶ時のことを思い巡らしていたが、その気持とは反比例してこの15年間における自動車全般のデザインの画一化と凡庸化には閉口していった。

流線型のボディーに吊り目のヘッドライト。出っ尻で歯を剥きだしたようにギラついたフロントグリル。

どうしてこのような個性の無いデザインばかりになってしまったのかと嘆きを周囲に投げかけると大抵「生産性と燃費抑制を再重要視した空力優先デザインでは?」といったような答えが返ってくる。

所詮カタログ掲載の燃費値など全くあてにならない。そんな机上の数値のリッターあたり0.数kmが変わる程度なら70~80年台のような個性的なデザインを優先した車が発表されれば燃費よりも手堅く掴める顧客は増えるはずなのに…などとこぼす毎日を送っていた。

僕に限って言えば、例えばプリウスなどは今僕がデザイン的に最も好ましく思っていない車の筆頭なのだが、ボディーだけでもユニークな形にしてくれればそれだけで選択肢には入るというものだ。

今後ますます税金が高くなり、維持費が高騰する中で燃費の良くない自動車が売れるとは考えにくいのも理解できるが、コペンやハスラーなどのヒットを見習ってここは大手メーカーにも勇気を持ってもらって懐古主義的なデザインを採用した「大衆車」を普通車でも出す方向に一歩足を踏み出して欲しい

さて、そのメーカーだが、今回新車購入を検討するにあたり、僕自身、縁故のある自動車メーカーといえばトヨタ、ホンダ、スバルの3社になるのだが、和歌山での自動車生活でとても世話になり、経済的に極めて苦しい時期(今も否定できない…TT)などは正規カーディーラーであるにもかかわらずユーザー車検なみの価格で代行をかって出てくれ、ちぇこふ家の苦境を親身になって大いに助けてくれたのはネッツトヨタだけだった。

実は昨年、セカンドカー兼事業用車であったスバル・サンバーディアスが臨終した際も、なぜダイハツ・タントエグゼという着地点に至ったかというと、世話になったネッツトヨタで1ヶ月以内に納車可能な予算に収まる軽自動車がそれだけだったからに他ならない。なんとかネッツの恩に報いようとヴィッツやスペイドも見てみたが、トヨタの低グレード普通車の作りが四半世紀前のスターレットやコルサと重なって見えるほどの安っぽさであることに腰が砕けてしまった。それに比べてダイハツの軽の内外装の充実と快適さの向上ぶり…やはり餅は餅屋といったところだろうか

いずれにしろトヨタとダイハツ、繋がりはあるとはいえ、ネッツにとって大きな利益とはならない買い物となって大変心苦しかったが、その代わり保険やメンテナンス、その他もろもろすべてを今後もネッツでお願いすることを約束した。

そんな矢先のアコードの後継車探しである…^^;

日頃から路上での僕の「嘆きの対象」となっているプリウスとミニバン系は除外した上でネッツで取り扱っている現実的な乗用車となると…

オーリス、アヴェンシス、RAV4…ぐらいだが…

RAV4はともかく、なんでみんなプリウスの親戚みたいな顔してるの?事実上の選択肢はRAV4だけか…と妥協に妥協を重ねた上でRAV4を見ていると僕の脳裏をどうしてもあの車がチラつき始める。そう、「ランドクルーザープラド」だ。日本を代表するSUVの雄、ランドクルーザーの大衆乗用仕立てヴァージョン。

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セダンを取り巻く環境が僕の理想から逸脱しつつある中、10年ほど前から「いつかは乗りたい車」の筆頭に躍り出ていたものの、そのあまりもの嗜好性の高さと高価さ(ちぇこふ家にとってTT)で事実上封印してきた愛すべき車だ。

あのプラド…いまはどうなってんだ?

そう、恐ろしいことに僕の脳内自動車情報は20年ほど止まったまま…もちろん街ゆく車でその大まかな流行や動向は認識していたのだが新車情報などについては全くもって疎くなっていた。しかも御存知の通り、プラドを取り扱っている販売店はトヨタでありネッツではない。いけないいけないと思いつつもその話をするといつも懇意にしているネッツの営業さんがにこやかに微笑んで快く奥からプラドの最新カタログを持ってきてくれた

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あ…これ見たことある…

最近良く走ってるヤツだ…
これが…今のプラド…なのか…

なんか…

思てたんとちゃ~~~う!!!

これじゃまるでウルトラマンベリアルやん…TT

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なんでSUVまでこんな顔にしちゃうかなぁ~…

かつて憧れていた車が世間の流行(?)に流されて僕の嫌いな方向へ迎合した形に変貌を遂げていたことに大きく落胆した僕は太田裕美“木綿のハンカチーフ”の一節「♪都会の絵の具に~染まらないで帰ってぇ~染まらないで帰ってぇ~」を心の中で何度も何度もリフレインしながら、鳴り物入りで再販開始して間もなかったランクル70のカタログ等にも目をやっていた。

…とその時、傷心の僕の目に飛び込んできた車が…コイツだった。

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ここ5~6年で地元の街でもたまに見かけるようになった車。この装甲車のようなガタイ。愛らしい丸目。「空力?何ソレおいしいの?」とでも言いたげなフォルム…僕にとってはどれもが魅力的。まるでゾウカブトやゾウガメのようだ。

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その存在感は圧倒的で、視界の何処を走っていても見つけてしまうほど。街ですれ違った素敵な女性でも見るように、いつしか僕はその車を無意識に探し続け、ようやく見つけてはうっとりとしながら目で追うようになっていた。

どうしてこんなに心惹かれるんだろう…それを自己分析してみると意外にも答えは僕の幼少期にあった。

男なら誰にでもある(であろう)トミカのミニカーを集めていた少年時代。その終焉を迎える高校生頃にもなるとコレクションは数十台に膨らんでいた保有台数。特に好きな車種に関しては同じ物を複数台持つようになっていた貴兄も多いのではないだろうか。

僕の場合それが前中後期に分けると…
前期が映画「バニシングin60」で好きになったマンタに似ていた日産R-382
中期は漫画「サーキットの狼」で好きになったトヨタ2000GT

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そして後期…最後を飾ったのが…コレだった。

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ランボールギーニ・チーター…LM002…

元々軍用として製造されるもその夢絶たれて一般用オフロード4WDカーに転身して生まれ変わるという変わった経歴を持つ。このミニカー、5台は持っていただろうか…。ラジコンも持っていた。なぜそんなに好きになったのかは不思議とこれだけは思い出せない。無駄にこうした記憶力だけはいい筈の僕が全く思い出せないのだからひょっとしたら一目惚れだったのかもしれない…。

そんな思春期に刷り込まれた愛しい車としてのランボールギーニ・チーターの面影をそこはかとなく感じさせるFJクルーザーと恋におちてしまうのは無理もないこと。もはや宿命的出逢いだったのかもしれない。

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でも…お高いんでしょ~?

アメリカ帰りでSUV・クロカン方面ではカルトファンを擁するほどの高嗜好車であることは知っていたので構えていたが…いざカタログで詳細を確認してみると…

あれ…?値段はプラドと大差無いのか…

V6 4000CC(ハイパワーでもアイドリング音は静か)
パートタイム4WD(だから手の届く価格帯なのか)
276馬力(このクラスなら必要十分)
燃費リッター8km(時流フル無視の逆行ぶりがいいw)
2t車幅1.9m(トラックみたい。でも5人乗りw)

オフローダーでありながらファミリーカーであるというこの歪(いびつ)さ…この突き抜け感このルックスでありながら寂しがりやで分類は愛玩犬という、これまた僕の大好きなブルドッグに通じるものがある。

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待てよ…もっとピッタリ来る生き物を覚えてるぞ…

あっ!思い出した!

映画「ジョン・カーター」に出てくるウーラだ!

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YouTube: John Carter "Woola" - Clip

うんうん、これこれ(笑)かわええ~

いい!やっぱり好きだ…この車。

大きな買い物なのでもちろん家族にも長所短所すべてを洗いざらい話して確認をとる。

よよこ「あなたが車のことでこんなに熱く語るの初めてな気がするからよっぽど好きなんでしょ?いいよ」
ちょびん「本当に?これ乗れるの?やったー!かっこいい!!」

ネッツ営業さん「この分野ではウチの出る幕無いですから^^;」

ごめんねネッツトヨタの営業さんTT

保険も車検もメンテも全部ネッツさんでお願いするからね。

そんなわけで(どんなわけで?)次期ちぇこふ家1stカーはTOYOTA FJクルーザーとあいなった。


【後編】に続く!

2012年7月29日 (日)

カブトムシ放虫

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7月中旬。我が家のカブトムシがぞくぞくと羽化し始めた。今年の成虫はF3個体。初代のペアから数えて4代目にあたる。来年あたりには新しい個体を入れて交配させる予定なので、彼らが純血交配最後の世代となる。

それにしても・・・おおよそ想像はしていたものの、こんなにも洒落にならない事態になるとは・・・。

まるで昔懐かしい夜店のカブトムシ屋さんみたいだ(笑)。

昨年の記事「カブトムシ貧乏」を書いた時点半分くらい地元の山に放そうと計画していたが、秋も深くなってから自然に放すのはあまりに可哀想だと思い直し、結局、107匹すべて我が家で越冬させた(ちなみに我が家のカブトムシは純然たる和歌山県紀北産のカブトムシの子孫なので放虫問題には抵触しない)

このままでは夏に大変なことになると頭を悩ませていた今年の6月。ちょうどカブトムシの幼虫たちが蛹化を果たした頃、当ブログではお馴染みのサバンナ高橋似のYくんのお母さんが救いの手を差し伸べて下さり、ご自身の友人のお子さんにと15匹を引き取ってくださった

残るは92匹。これで少しは緩和できたとこの時は思ったのだが、75匹が羽化した時点で彼らが食べるゼリーは1回11カップで1日2回(写真は1回分)。焼け石に水だった(笑)。

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何ら利益を生み出していないわけだから趣味として維持するのは経済的にかなり厳しい。
そこで前々からちょびんには予告していたがとうとう「その日」がやってきたことを伝えると彼の顔は曇った。

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「ちっちゃいカブトムシはウチに置いておくと大きいカブトムシにいじめられるから、オスメスあわせて50匹はお山に放してあげようね」と説得し、向かったのは当家の氏神様が祀られている小高い山の裏手。

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近くの駐車場に降り立ち、大事そうにケースを抱えるちょびん。どんな顔をして立ち止まっているのか興味をそそられ前に回って撮ってみたが、どうやら本気で(笑)別れを惜しんでいるようだ。

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いやいや、ちょびん。ウチにはまだ羽化していないモノも含め40匹はいるから。

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「トトロの森みたいだねぇ・・・」と呟きながら放虫地点に向かうちょびん。秋にはドングリでいっぱいになる山だから彼らも食べ物に不自由しないだろう。

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1匹1匹、別れを惜しみながら山に放すちょびん。

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オスは短い方の角をシッカリ持てば指は痛くならないので、ゆっくりと念入りに顔を見つめてから放つ。

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放たれたオスたちは大自然に放たれたことを理解したかのように嬉しそうに斜面を駆け上っていく。

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メスたち(特に羽化して間もないメス)は足のトゲトゲが尋常じゃなく痛い。ちょびんにはまだ厳しいので床材ごと開けて放つように言った。

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おもむろに愛機「Fisher-Priceキッズ・タフ・デジタルカメラV2751」を取り出して斜面を登るカブトムシたちを撮影し始めるちょびん。

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これまでになく真剣な表情で何枚も何枚も撮っていた。

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帰り際、後ろを振り返ったちょびんが「いま僕のカブトムシが飛んでいった!」と言って山を指差した。

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周囲は和泉山脈の麓にあたる山々が連なっている。街の灯に惑わされさえしなければどこに飛んでいっても生きていけるはずだ。

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50匹を山に放つ経験をした今、家に残されたコイツら↓があの大自然を知らないまま死を迎えるのは哀れに思われるようになった。残った25匹のカブトムシ(その後13匹が羽化して現在38匹)も厳選して数ペアに絞って交配させ、今年は命あるうちに放虫する予定だ。

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2011年11月11日 (金)

カブトムシ貧乏

先日の休みの日、久しぶりに晴天&温暖な気候に恵まれたのでカブトムシのマット交換をした。恐らくこれが今年最後のマット交換になるだろう。

我が家のカブトムシの幼虫がエラいことになってきているのは前回にも書いたとおりである。幼虫大増殖による体力的&経済的許容量オーバーの打開策として、以前にもお譲りしたちょびんの園友の御家族に打診してみると、バカリズム似のSくんのお宅では昨年蛹化に失敗したことでお父さまが自信を喪失してしまい今年のチャレンジは見送りたいらしく、サバンナ高橋似のYくんのお宅ではなんと自家繁殖に成功して20匹近くに増え、もう十分に堪能されているとのこと。我が家的には八方ふさがりな状況だ。

ほとんど糞だらけになったマットから出てきたのはブリブリと肉付きのイイ幼虫たち。例年だと3月頃ようやく到達する大きさに今年は11月で到達している。できるかぎり大きい成虫同士を交配させての4代目(F3個体)なので、そろそろその効果が顕著になってきたのかもしれない。

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決して大きくはない我が家の限度とも言える以下の6ケース。効率的に、そしてより大きく育てるには、ここからは良く考えて分け入れなければならない。

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今回は越冬期と言うこともあり、以下のように分別した。大きい個体から順番に

カブトムシの見える観察ケース・・・3匹

プラケース中・・・10匹

プラケース中・・・10匹

プラケース大・・・15匹

プラケース大・・・15匹

プラ米びつ小・・・54匹

なんと総勢107匹の大所帯だ。あと1匹で煩悩の数だったところがちょっぴり惜しい。プラ米びつ小の54匹はいくら何でも酷いんじゃないか?という声が聞こえてきそうなので弁解しておくと、実は譲渡先として頼りにしていたSくん・Yくん宅への道が閉ざされた時点でよよこから提案があったのだ。

幼虫を半分くらい地元の山へ還したらどう?

山々に囲まれてまだまだ緑の多い和歌山だが、僕の住んでる街に限って言えばこの10年で随分と自然が少なくなった。夜に灯りを目指して飛んでくるカブトムシやクワガタも少なくなり、子供たちが明け方ピンセット片手に森に向かう姿も見なくなった。それでも僅かに残っているこの街のクヌギ林に我が家で増えすぎた幼虫を還すことで、来年の夏に羽化したカブトムシを見て笑顔になる子供たちが少しでも増えるならそれも悪くない。

もともと我が家のカブトムシはこの和歌山の山で採れたカブトムシを一代目とする子孫たち。純然たる国産、純然たる地元産のカブトムシであり、昨今問題が深刻化している「放虫問題」にも抵触しない

よよこのアイデアに賛同した僕は、小さい方から数えて半分にあたる54匹を自然放虫用として「プラ米びつ小」に分別したわけだ。「小さい方から数える」あたり僕の人間的な小ささが伺える(笑)。

マットから採取した糞はスーパーのレジ袋(大)2袋分。ちょうどよよこの家庭菜園でもイチゴ用に必要とされていたところだったので随分感謝された。

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今回用意したのは、もはやウチのカブトムシ飼育の定番と化している「カブト1番10L」5袋。これでも各プラケースの6割程度しか満たせなかったのであと3袋ほど追加する必要がある。近所のホムセンでは1袋980円。980円x8袋=7840円。懐が厳しすぎる(泣笑)。

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我が家に残ることとなった53匹と自然に還る予定の54匹。暦の上では立冬も過ぎたというのに相変わらず暖かくなったり肌寒くなったりを繰り返し続ける異常気象っぷりに負けることなく、共に健やかに育っていって欲しいと願うばかりだ。

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2011年9月18日 (日)

マルティプライズ

今回は懐かしいYMOの「Multiplies」でも聴きながら御覧ください。この記事に書いている対象期間中、僕の脳内でどれだけ再生されたか分からないぐらいヘビーローテーションされていました(笑)。

最近、公事が何かと多くて忙しい。とは言ってもそれで直接自分の懐が豊かになる類の公事でもなく、ただただやるべき事が多くて忙殺され、限られた時間と戦いながらそれでも趣味の時間を1分でも確保するべく画策する日々だ。

8月末の話。

いつものように玄関から外に出ようとした瞬間、脇に置かれたカブトムシ幼虫ケースの外から、今年生まれたカブトムシの幼虫たち(4代目・F3ブリード)が僕に何かを訴えかけるように一斉にマットの表面に出てきているのが確認できた。ん?と気になってフタを開けて中を確認すると原因は明白。ハンガーストライキならぬ「飯よこせデモ」である。

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ああ、もうそんなに経ったか・・・などと思いつつ次の休みに土の交換を計画に入れる。

そして数日後。

残暑厳しく、午前中でも34℃に達する日。折り悪く、チョビンに夏風邪を感染されて体調も非常に悪かったので何度も現実逃避したくなったが(笑)心を奮い立たせて土交換&ケージ再編成をした。

手順はいつもどおり。
100均ショップで購入した優秀な金ザル↓を用意して

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↓古いマットをふるってフンを除去し、再利用できる土を濾すのみ。

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金ザル一杯でこんなにフンが残った↓。そりゃ幼虫もデモを起こすだろう。

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↓フンはよよこの家庭菜園で肥料として活躍するのでレジ袋に保管。

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↓フンを除去したマット。きれいだ。金ザルをすり抜ける小さなフンは点在するのでコレ100%で幼虫用の新マットには出来ないが、マットの節約にはなる

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マット交換時に注意しなければならないのが↓こういう脱皮したての幼虫。それはもうホタホタのブヨブヨなので丁寧に扱わないと死んでしまう。

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↓大小入り乱れて55匹が入っていたケースの皆さん。

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↓大きな雄と雌が交配して誕生した選抜組。やはりちょっと違う。

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中でも↓この4匹は選抜中の選抜。トップ4だ。

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手に取るとまだ3齢幼虫にしては小さいが↓体毛も雄々しく貫禄たっぷり。

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彼らには窮屈で申し訳ないが観察用として「見える観察ケース」↓で頑張ってもらう。

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その他の選抜チームは「大小入り乱れ組」からも成長株をリクルートして20匹ずつ3ケースに分け入れた。

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残った大小入り乱れ組35匹は昨年新調した「コンパクト米びつ」↓に入れたがそれでも過密感は拭えない。

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それもそのはず。以前ココで「今年は50~60匹を目指している」と書いたが今解っているだけでも95匹の大所帯に膨れあがってしまったのだ。

いったい僕は何処に向かっているのだろう?(笑)

ちなみに今年最後のメスが産卵したビンがこちら↓。

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こりゃ100匹越えは間違いなさそうだ(笑)。
今回この大所帯のマット交換をしてみて感じたのだが明らかに体力的にも経済的にも許容量オーバーである。軽い熱中症にもなった(泣)。

近頃、「幼児」から「少年」的な視点・言動がチラホラと見えてきたチョビンの為には「カブトムシ飼育」自体、維持していく気持ちに揺らぎは無いのだが、いかんせん多すぎる。幼稚園に寄贈するには飼育に手間が掛かり過ぎて先生方の負担になりかねないし、ここはやはり園友たちに「盛大に」おすそわけをしていくしか打開策はないだろう。いや、まいった。

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2011年8月19日 (金)

4代目スクスク

以前にも書いたがカブトムシ飼育は幼虫期が楽しい
卵から孵化した米粒大の儚げな幼虫が腐葉土をモリモリ食べて日々成長し、脱皮を重ねて限界突破していく姿はまるで子供が成長していく姿のように映り、頼もしくもある。

今期、4代目(F3)にあたる世代は50匹前後に増やして、より沢山の友人知人に配る予定だったが既に70匹を超えている(笑)。一体僕はどこへ向かっているのだろう?(笑)
よよこからも「それで商売できれば少しは楽になるのにね」と冷笑されてしまった。

最初の頃は知識不足で思うように増えなかったりケアレスミスから死なせてしまったりもしたが、この3年で細かい部分がシステマティックになり、効率的に育成できるようになってきたので苦であった部分が苦でなくなってきたのが大きい。

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8月の第2週に「カブトムシの見える観察ケース」からプラケースに移した幼虫がコレ↑。
前回、経過を御紹介した際には「10匹程度確認」と書いていたが蓋を開ければこのとおりの大漁。
決して広いとは言えないあんな観察ケースの中でこれだけの幼虫たちが健気にもスクスクと成長してくれていたことが嬉しい。左側はまだ二齢幼虫だが、右側は既に三齢幼虫になっている。

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並み居る兄弟たちを押しのけて、いち早く三齢への成長を遂げているこの4匹を引き続き「見える飼育ケース」で観察していくことにした。

2011年8月16日 (火)

野上ふれあい公園に行った

8月の頭。

みなぎる体力が有り余ったちょびんの「うざさ」によって僕たち夫婦に実害が及び始めたので久しぶりに「野上ふれあい公園」へと足を伸ばした(笑)。

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山の頂上付近を切り開いて、パークゴルフ場、オートキャンプ場、公園などの施設を備えた充実ぶりで、土日祝日には来訪者で溢れかえるスポットなのだが、僕たちのように平日に訪れることが出来ればこのように貸し切りのような状態で遊ぶことが出来る。

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パークゴルフは道具をレンタルすることも出来るのでいずれ健康のためによよことチャレンジしてみようと企んでいるものの、キャンプとは趣味嗜好的に縁遠いので、ココに来てすることと言えば専ら↓この広い芝生広場でのボール遊び

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↓この遊具が充実した「わんぱく広場」でちょびんを放置するぐらいだ。

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この日は、早く補助輪が取れるよう脚力をつけるためにちょびんの自転車も持参した。

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まずはよよこお手製のお弁当で腹ごしらえ。「緑色のモノがない!」とお叱りを受けそうな弁当だが、ともすれば拘りすぎて無駄にゴージャスな弁当と化してしまうよよこを制止してシンプルに好物を揃えるようゴリ押ししたのは何を隠そうこの僕だ(笑)。

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やはり青空の下、緑に囲まれて食べる弁当は格別だ。10分もしないうちに3人で平らげてしまい、ちょびんは早速遊びに興じる。

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先日、川で大活躍した捕虫網も持ってきたので、芝生広場上を早くも飛び交う赤とんぼに狙いをつけて駆け回ったりもした(結局捕まえることは出来なかったみたいだ)。

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「川で大活躍」といえば少し話は逸れるが、先日川で捕獲した2匹のハゼは流石に水槽を追加する余裕は無かったので「アジア&アメリカ水槽」に入れたところ、とても元気に過ごしている。時折プレコやグーラミィに驚かされているが、同居しているコリドラスステルバイやクーリーローチと同じように上手くかわしてくれているようだ。

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ちょびんには2才の頃から70年代~80年代の良質アニメを見せたりアニメ音楽を聴かせたりしているので、中でもちょびんの大好きな曲で1番なら空で歌えるようにまでなっている「ハゼドン」の主人公がまさしくこの「ハゼ」たちのことであると知ったちょびんは以後嬉々として水槽の前で朗々と歌ったり、夏季保育で幼稚園に赴けば園友たちの前で歌って披露し、その楽しい歌詞とリズムが大層ウケていた。

閑話休題。

暑い毎日が続くこの季節、麦茶が大好きなちょびんには冷たい麦茶が必須である。園友たちは既にカルピスソーダやファンタグレープなども飲むようになっているというのに、ちょびんは炭酸飲料のシュワシュワが嫌いで全く飲めない。どうせそのうちガブ飲みするようになるのだから今は飲まないに越したことはないというのが歯科医師でもある園友Yくんのお母さんの弁。おかげで最近はお茶に「うるさく」なってしまって困ってしまう。

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高野山の近くで小学校の先生方にパソコンを教えていた頃も下界との温度差に四苦八苦したが(下界で5℃なら高野山は氷点下)、この場所も下界からこれだけ離れているだけあって2℃ほど涼しい。この季節なら快適この上なく実に過ごしやすい。

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さてそろそろ帰ろうか、と荷物をまとめ始めた時に草むらから飛び立ったバッタはトノサマバッタ(?)だった。近年、街で見るのはショウリョウバッタばかりでトノサマバッタのようなガッチリしたタイプはもう長く見かけていなかっただけに僕のテンションも高くなった(笑)。

「ちょびんちょびん、あれトノサマバッタだよ!お父さんが小さいころ河原でたくさん捕まえたのはあのトノサマバッタなんだよ~」

と鼻息混じりで説明し、5分ほど格闘して無事捕まえることができた。

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あとでよくよく調べてみるとトノサマバッタではなくクルマバッタだったのだが「トノサマ!トノサマ!」と喜ぶちょびんに実は違ったというのも無粋なので今日の所は「トノサマバッタ」ということにしておいた(笑)。

帰りに、以前「グルメ」記事で御紹介したこともある“山の上のパン屋さん”こと「ドーシェル」に立ち寄って美味しいベーグルを買って帰ったのは言うまでもない。

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2011年8月 5日 (金)

幼虫ゾクゾク

公私ともに雑事に追われ、なかなかブログ記事を書く時間を設けることが出来ず、あれよあれよという間に時は過ぎ、とうとう2週間も経ってしまった。

とは言え、いつもどおりネタは大小様々蓄積されているので、今後何日間かで「魅惑のシュミROOMショートショート」という感じでいつもより短めな記事を幾つか書き連ねていきたい。

先日御紹介した「カブトムシの見える観察ケース」

メスが産卵に適した場所だと認識してくれるかどうか不安だったが、その後無事産卵を果たし、10匹程度の幼虫が確認できた。さすがに3齢幼虫になれば2~4匹程度に減らすべきだろうが、この観察ケースは通年活躍してくれそうだ。

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一方、一番乗りで孵化した飼育ビンの土が7割程度まで減ってきたのでプラケースへ移すことにした。

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外から見たら解りにくいが中を見ると↓この通り。もう土はフンで一杯だ。

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幼虫採集してみるとこんな小さなビンにナント20匹もいた!

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広々としたプラケースに引っ越して感動に打ち震える幼虫たちの図↓。
たくさん食って大きくなれよ!

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ついでに二番乗りで孵化した飼育ビンも開けてみると幼虫は8匹

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先ほどの20匹が潜っていったばかりのプラケースに引っ越し。これ以上入れなければ1~2ヶ月はこのままで大丈夫だ。

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年々喜んで貰ってくれる人も増えてきたので今年は意図的に数を増やすべく産卵させるようにしている。50~60匹ぐらいを目指しているが果たして何匹になるだろうか。

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2011年7月20日 (水)

台風一過

夏風邪のあと僕を悩ませた身体のピリピリ痛はその後18日の「尋常じゃない下肢の痛み&ダルさ」をピークに少しずつマシになっていき昨夜にはほぼ沈静化した。どうやら皮膚科医の2種類の見立てのうち「疲労性の神経痛の可能性」の方に軍配が上がったらしい。懸念された帯状疱疹ではなさそうだという意味では一安心だが、台風の接近に伴い痛みが増す神経痛というあたり、かつてよよこが苦しんだ神経痛と症状が似ており「ようやくあなたにもこのツラさが分かってもらえるね~」とよよこにニンマリされてしまった。今後も低気圧が接近する度にあんな痛み&だるさに見舞われるとしたらかなりショックだ。一時的なものであって欲しいと願うばかりである。

全快を果たしたちょびんの幼稚園からは「台風接近のため急遽本日終業式を執り行いました。明日から夏季休暇です」という衝撃的な紙切れ(笑)が入っており1日早く夏休みに突入。僕とよよこの仕事の予定も大崩れだ。

そんな色んな鬱な気分も台風一過で退散し、今日は調子に乗って隣の隣町まで買い物に向かったら途中の車内でちょびんがリバースした。幼少の頃からリバースが大の苦手でリバースしない為なら3時間でも5時間でも苦悶のムカムカと闘いつづける歴史を刻んできた僕としては愛車内が一瞬にして有り得ない空間と化し、クーラー全開&窓全開でそそくさと帰途に着いた。帰宅後、熱があるようなら夕方の診療に連れて行こうと考えたが、熱もなく、出すものを出し切ったちょびんはケロッとしていて夕食のおかゆにも足りないと不満を漏らしておかわりしていた。

まだまだ我が家の健康状態の雲行きは怪しく「一家そろって日本晴れ」という感じではなさそうだが、そんなモノどこ吹く風と、はち切れんばかりのエネルギーで生命の営みを続けているカブトムシたちの現状を報告しておこうと思う。

前回「カブトムシ、蛹化を果たす」でもそうだったが、今年の僕はエース2匹の蛹化&羽化の撮影にあまりに執心し過ぎていた。

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エース2号の蛹化失敗
エース1号の羽化撮影失敗にすっかり気を落としていた僕だったが、ふと思い立ったように2階のリクガメROOMに間借りしているカブトムシ幼虫本隊の様子を見てみると、連中は一斉に嫉妬と怒りと抗議の羽化祭を大絶賛実施中だった(笑)。

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24匹いた幼虫たちは

18匹・・・・・・蛹化成功→羽化成功
 3匹・・・・・・蛹化成功→羽化不全→生存
 1匹・・・・・・蛹化成功→羽化不全→死亡
 2匹・・・・・・蛹化不全→死亡

このような結果となり、昨年と比べて明らかに成功率は下がっている。交配的には問題ないと言われているF2個体たちだが、少しは影響し初めているのだろうか。そして生存している21匹のうちオスが15匹、メスがたったの6匹という雌雄の偏りも気になった。もし来季この状況が顕著になるようであれば新しい血を入れようと思う。

ではまず今年から導入したアイテムを2つ紹介しよう。

1つめはコレ↓。カブトムシの見える観察ケースというそのまんまの商品名をもつこのアイテムは、小学生の頃に「科学と学習」にあったアリの巣観察キットのような薄型の透明プラケースで、サイズがカブトムシに最適化されているものだ。いつもマットを購入しているホームセンターの平台で安売りされていたのでつい1つ買ってしまった。

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成虫の段階で最も大きい雌雄の2ペアをこのケースに入れて観察している。交尾はすでに確認済みだが、もしメスがこのケース内で産卵しにくそうなら産卵だけ別ケースでさせる予定だ。

2つめはコレ↓。例年、産卵→卵~二齢幼虫まではペットボトルで管理していたのだが、よよこから「玄関に並べるのはちょっと・・・」というクレームがあり、僕もそれは大いに感じていたので(笑)100円ショップSeriaで発見したこちらの蓋付きビンに移行した。サイズは1.5リットルサイズのペットボトルの径とほぼ同じで蓋部分がプラスティック製なので千枚通しで簡単に空気穴も開けられる。

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肝心の見た目もこの通り↓。昨年の様子と比べてもその差は歴然だ(笑)。

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全体を見渡すと↓やはり玄関の異物としての「ものものしさ」は払拭できないが、年を重ねる毎に少しずつ簡素化してこれでも結構サッパリしてきた。

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そしてコチラ↓がめでたく四代目(F3)となる卵(7月4日発見)。

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発見から約10日後、無事孵化した四代目(F3)。ちょびんもよよこも大喜び。毎年の事ながらこの瞬間は喜びで満たされる(7月13日)。

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↓劇的なスピードで成長し続ける四代目(F3)。1週間前↑の孵化したての弱々しさはもう無い。あっという間に二齢幼虫になりそうだ。

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去年も書いたが、飼育開始当初とは違って、今はカブトムシ飼育は幼虫時代が一番楽しい。「食べる」「交尾する」「飛ぶ」「出す」とやたら騒がしい成虫たちよりも、世話をした分「成長」という目に見える形で健気に応えてくれるその様が嬉しいからだ。

今年の「羽化祭」から3週間が経ち、すでに我が家のカブトムシ成虫は13匹もらわれていって残り8匹となってしまったが、彼らの遺してくれた子供たちとのこれからの日々を思うと、もはや寂しさどころか僕の心はワクワク感でいっぱいに満たされるのだ。

2011年7月18日 (月)

弱り目に祟り目

●カブトムシ羽化祭と今年の成体飼育体制
●カブトムシ4代目(F3)の誕生
●トロロの不正咬合の治療

などなど、ブログネタには事欠かない状況だというのに一向に更新できていないのには理由がある。

元凶はちょびんが幼稚園から持ち帰った「夏風邪」だ。

前回のブログで既に御紹介していたちょびんの夏風邪は「インフルエンザ陰性」「アデノウイルス陰性」であったことなどから掛かり付けの小児科医の見立てでは「夏風邪」と診断された。高熱が続いたものの発症から3日目、7月10日(日)の夜には随分と元気になり、朝には熱も下がったので月曜には登園させる。

が、その未明にはよよこの身体に変化が起きていた。午前3時頃、突然襲われた悪寒に驚いて熱を測ると既に40℃近く。掛かり付けの内科医の見立てでは「ウイルス性の感染症」。対症療法しかないということで解熱剤、抗炎症剤などを処方してもらう。

前回家族が全滅したのは5月の後半、インフルエンザB型にやられた時なので記憶にもまだ新しい。ちょびんが快方に向かっていたのが唯一の救いだったが、普段から我が家の全てを取り仕切ってくれているよよこが病床に就くと僕のメンタルが沈みがちになってしまうのも常だ。

いちいち子供の病気もらってくれるなよ・・・

などと心の中で毒づいていたら翌日には見事、僕の全身は節々の痛みと悪寒に覆われていた。超高熱と喉の痛みが特徴だったちょびんやよよことは異なり、僕の熱は超高熱には至らず腹痛から喉の痛みに移るような形にウイルスも少し変性を遂げていた。掛かり付けの内科医もその違いは認識したがやはり「ウイルス性の感染症」の一種ということで解熱剤と整腸剤を処方してもらった。

解熱剤を服用すると一時的に熱は下がるが、全身を包み込む節々の痛み(インフルエンザ初期のようなあの痛み)はこれまでの人生の中で経験したことのないレベルの辛さで、留まることを知らない悪寒は「ひょっとしたら永遠に治らないんじゃないだろうか?」と弱気にさせるには十分な攻撃力を持っていた。

この信仰心の厚い僕が「こんなんじゃいつまで経ってもお墓参り行けないじゃんか・・・ご先祖様のバカ・・・」などと言い放ってしまうほど本当にしんどかったのだ。

Sukeroku

思うことはただ1つ。よよこ、この病気の破壊力を軽んじて正直すまんかった。これに尽きる。しかし本当に恐ろしいのはこの病気は何度でも感染する可能性があるということで、この時点で唯一全快していたちょびんが再度罹患していたら・・・と考えると恐ろしくてしょうがない。

ちょびんに幼稚園を休ませた日、電話に出た理事長先生は「園でも高熱が出る病気が流行っているようなのでくれぐれもお大事に」と仰っていたらしい(よよこ談)。全児童ン百人もいる巨大幼稚園の宿命として、流行病の感染源となってしまうケースはこれまでにも何度となく体験してきたが、今回のようなタチの悪い病気はこれが初めてだ

思えば、3歳児の時にお世話になったY先生も、今4歳児でお世話になっているT先生も、いつも元気で爽やかだ。病気療養休暇をとったことなど聞いたことがない

Sensei

病床の中でそんな彼女たちの明るい笑顔を思い出していると、「彼女たちは夜ごと塩素風呂に全身漬かっているに違いない」「実は職員室はハサップシステムを導入している」「園職員は毎月何十本も予防注射をドーピングしているのでは?」などと、熱のせいか止めどもなく面白いことを妄想してしまった。

そもそも「病欠しない」というのは立派な職能の1つであると僕は考えている。彼女たちがそれを有しているなら(幼稚園教諭という仕事に就いている人全員がそうであるかは分からないが僕の知る限りにおいて)彼女たちはどんな業界においても通用する優れたスキルを持っていることになる。勿論これは、先述の僕の怪しい妄想内容とは違って、日頃からの厳しい自己管理の徹底の賜物であろう。素晴らしいことだ。尊敬に値する。

で、僕はというとウイルス感染症の症状は先週末には薄らいでいったが、先週半ばから並行して腹部や背中、脇腹のピリピリした痛みに襲われていた。虫に刺された時のような、まっ赤に日焼けした時のような痛みで、衣服の上から触れるだけでも何とも言えない不快感を感じる。

これらの部位と、この種の痛みには覚えがあった。中学生の頃に罹患した「帯状疱疹」だ。ストレスや心労で免疫力が落ちた時に神経細胞周辺で水痘ウイルスが増殖し、半身に生じる発疹と酷い痛みが特徴だ。しかし今の僕にはその最たる症状である「発疹」が無い。ネットで調べると帯状疱疹の発疹が出る1週間ほど前から前兆としてピリピリ痛はあるらしく、基本的には一生に1度しかかからないらしいのだが、それにも例外があるとのこと。発疹が出たら迅速な診療&治療が早期治癒のポイントらしい。

連休に入ってから発疹が出たのでは遅いので、7月16日(土)の朝一に、仕事へ行く前に地元の皮膚科の診療を受診した。的確な薬剤の処方で早期治癒に定評のある(実は母もよよこも過去にお世話になったことがある)皮膚科専門医である。診察は・・・

■ピリピリ痛の段階で発疹と同様「半身」であるケースが殆どなのに、僕の場合は身体の左右ともにピリピリを感じている。
■まだ発疹が1つも出ていない。
■痛みがまだ弱い。

などの理由から「帯状疱疹である可能性はあるが発疹が無く、疲労性の神経痛の可能性も残されており、現時点においてはまだ投薬できない」との診断で、何ら解決に向けた歩みを進めることもなく仕事に向かった。最後に先生が「もしお風呂に浸かって痛みが和らぐようであれば可能性は高い」と言ってたのでその夜おそるおそる湯船に漬かってみると・・・

き・・・気持ちいい・・・(ガーン)

嘘みたいに痛みが和らぎ、一瞬全快したかのような錯覚すら覚えた。風呂から上がるとたちまちのうちに再び不快感に襲われるのだが湯船の中での夢のような一瞬は忘れられなかった。あぁ、やはり何日か後に体中にブツブツが出来て痛みに悶え苦しむことになるの・・・?

なお、今回の我が家の全滅具合を図式化すると以下のような感じだ。

Sick

祟りだ。ご先祖様に「バカ」なんて言った罰が当たったに違いない。
ごめんなさい。二度と言いません。許してください。

涙目で謝るそんな自分を客観的に見るとまるでちょびんのようだ(泣笑)。

2011年6月29日 (水)

初プールとエビとフグと

つい先日の日曜日の話。
台風が沖縄地方を北上するということで本州にかかっていた梅雨前線が活発化して午後からは雨の予報となっていたが、午前10時の時点で和歌山県北部は晴天に恵まれ前日と同様に30℃を既に超えていた。しかし暦では最凶の黒日葬式以外の何事に用いても良くない日という凄まじく悪い日だ

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ちょびん「やった~!今日はプールだね!!」

僕たち夫婦の仕事の都合とちょびんの心身の鍛練も兼ねて、ちょびんはこのところ週4回ぐらいのペースで幼稚園の時間外保育正規の授業終了後14:00~17:00を園で保育してもらうシステム)をしてもらっているのだが、クラスの大半の友だちは帰ってしまい、頼りになる担任の先生も明日の準備や職員会議で忙しい為なかなか嫌がる子も多い。

5月生まれの僕は、当時通っていた幼稚園が小規模(園児80人程度)だったこともあって常にボスとして君臨し、何の苦労もなく楽しい幼稚園生活を送っていたが、1月生まれのちょびんは体格でも運動能力でも下から数えた方が早く、おまけに大型幼稚園(園児300人程度)であるため「時間外保育」とは言え50人近い園児たちを相手に毎夕張り合っていかなければならないのだからさぞエネルギーも消耗することだろう。そんなわけで我が家では、時間外保育で頑張った日は「プリン」「さつまいもの天ぷら」「チョコチップスティックパン」など、ちょびんの大好物を御褒美として用意し、労をねぎらうようにしている。

そして先週1週間を総括する御褒美が「時間外保育に4回以上出て日曜がイイ天気だったらプール」だったというわけで……無事週4回の時間外保育をクリアして、あとは日曜の好天を待つのみだったちょびんが当日の青空を見て破顔の笑顔で放った言葉。それが冒頭にも書いた「やった~!今日はプールだね!!」だったわけである。午後から天候が崩れる予報だったが、黒日だし、どこにも出かけず家でおとなしくプールぐらいなら悪いことも起こらないだろうと、めでたくちぇこふ家のプール開きとあいなった。

昨年まで使っていたプールはちょびんには小さくなってしまっていたので予め週末の時点でよよこと近くのホムセンに赴きコレ↓を購入しておいた。

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Wプールですべり台ありシャワーありの、なんだか見るからに楽しそうなプールだったのが決め手。広げてみるとギミックの多さに比例してさすがにデカい

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去年からこの手のアイテムに関しては車のシガーソケットから電気をとって駆動する小さなポンプを使って膨らませているのだが、1つ1つの色が、プールを構成する1つ1つのビニール袋に分かれていて、全てにその各パーツ用の給気口が備え付けられているという凄まじい作りになっている。安物のポンプゆえに「連続使用時間10分まで」という縛りもあって、冷まし冷ましの空気注入になるものだから全てのパーツを膨らませ終わるのに1時間近くもかかってしまった。

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と、ここで問題点……というか腑に落ちない点が2つほど浮上した。

まず1つ目。このプールのキモの1つである「フラワー形シャワー」のホースを支える茎の部分も空気を注入してピン!と立たせるわけだが、この給気口には最初から何故か黒い物体空気を注入するホースの先に付ける部品のようなもの)が突き刺さっていた(実際にその部品を使うことは無い)。

そいつが入っていたせいで給気口内部にある逆止弁がピッタリと閉まらない位置で型がついてしまっており、空気を注入して蓋をしようとしても相当な量の空気が漏れ出てしまうため茎部分が立てられないのだ。おまけに、その黒い部品がずっと入っていたせいで給気口自体の径も広がってしまっていて蓋を閉じてもポロンとすぐに取れてしまうというトンデモぶり。

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説明書(といっても箱の裏の説明のみ)にも載っていない部品なので、恐らくは製造ラインでの検品時、給気チェックした際に取り残されてしまった工場の部品だろう。万一「説明書には載っていないものの実はプール作成に便利な部品でした~」だったとしても、給気口に突き刺しっ放しで出荷するのはどうかと思う。

しかし、こんなことでちょびんの楽しい初プールが台無しになるのは嫌だったので、ビニールの上から指で逆止弁の根元をコネコネして閉じ易くしたり給気口を冷水で冷やして縮めたりする工夫を施していると、大きな衝撃にはまだまだ脆いものの最初よりは空気が漏れにくくなった。最悪の場合ガムテープで留める以外に無いが、ひとまずこれで様子を見ることにした。

つぎに2つ目。プールのそこここに↓このような穴が開いていて、ある程度水が貯まると少しずつ水が漏れ出していく。

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もちろんコレについても説明書には何も記載されていないので正確な存在意義は不明だが、無作為に破られた穴というわけではなく同じような場所数カ所にしっかりと作られた綺麗な丸い穴なので、プール内の水位があまり高くならないよう排水するための穴だと思われる。先述のフラワー型シャワーから水を給水し続けるような使い方をするプールなので上から水が溢れ出るくらいなら途中から排水、ということなのだろうが、穴の位置が写真のとおりかなり下の方なので結構勢いよく水を入れ続けないと水位は瞬く間に赤ちゃん用になってしまう。

「シャワーを止めて使う場合もある」という可能性は考えなかったのだろうか?この穴を塞ぐ部品も付属していないという潔さから考えるに、製造元であるアメリカINTEX社的には「えっ?なんでシャワー止めるんスか?シャワー楽しいじゃないスか。止めるなんて有り得ないっスよ!」といったところなのだろう。

プール遊びをしている間、ジャンジャン上からシャワーを出し、どんどんプール側面から排水しつづけるという考え方というか文化がスゴい。やっぱり消費大国アメリカには敵わない(MADE IN CHAINAだけど)。彼らのレジャーにかける意気込みは桁外れだ

肝心のちょびんはというと、そんな事そっちのけで大いに楽しんだ。やはりこのプールの変化に富んだ作りは幼児の心を鷲掴みにしたらしい。2~3人で遊べばもっと楽しいだろう。天候の不順さから直前まで実行の可否が危ぶまれていたため連絡することを控えてしまったがこんなことならちょびんの園友たち(と御家族)にも声をかけさせてもらえば良かった。

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それから2時間余り遊び続けることになるちょびんはよよこに任せ(笑)、僕はビーシュリンプ水槽の水草のトリミングをすることにした。セッティングして2ヶ月以上水草を放置していたビーシュリンプ水槽がこちら。

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まさにジャングル。クラゲのように何本も太い根を伸ばした水草はなんと浮き草。水中の余分な養分を吸ってもらうために投入し、実際によく働いてくれていたのだがまさかこれほど逞しくなるとは…。前々から「だんだんエビが見えなくなってきたよ?」「なんか暗いよ?」などとよよこからもクレームを受けていたが設置場所が台所のシンク上部の出窓部分ということで観賞するには最高のポジションでも、メンテナンスするにはかなり困難な場所であることから延び延びになってしまっていた。覚悟を決めてトリミングをするとこの通り。

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あぁ気持ちがいい。まるで憑きものが取れたようにスッキリとする。思い切ってトリミングしたつもりだが、それでも↓こうして4月当時の様子と比べると繁茂して青々としている。

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ビーシュリンプの爆殖はまだだが、レッドラムズホーンはものの見事に爆殖した(笑)。残飯をさらってもらうために3匹入れたのが始まりだが、今ではビーシュリンプにエサを投じてもまず最初に集合するのは彼らだ。

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毎度毎度のこの光景によよこは相当ブルーになっていて、せっかく「癒し」のために設置したエビ水槽がよよこの心を曇らせてしまっては本末転倒なので、もう数週間前の話になるが実は策を講じていた。

増え過ぎたラムズホーンの対処方法はアクアショップAZのオーナー曰く

「ウチらやったら売り物になるんでそのままですけど…あんなん指で潰したらいいですやん」

なのだが(笑)、せっかく我が家で生まれた生き物が「ただ潰されて」生涯を終えるのは何とも甲斐がないというか、無駄死にになってしまうので何かの役に立てられないかという発想からスタート。

●アベニーパファーたちが生きていれば喜んで食べただろうに彼らはもういない。
●15cmに成長し、アフリカン水槽の混泳魚たちを結局1尾残らず死に追いやった荒くれフロントーサが20cm級フロントーサの群泳するアフリカンキーパーの方にもらわれていった結果60cm水槽が1本空いている。
●近所のホムセンの熱帯魚コーナーに状態の良いテトラオドン・ファハカの幼魚が入荷していた。
●かつてアクアショップAZにもオーナーお気に入りのファハカがいたが大型種特有の悠然とした性格(神経質ではない)で、人にもよく慣れていて愛嬌があった。
●ちなみにファハカはレッドラムズホーンも大の好物。

という思考展開の末、6月の初旬にはテトラオドン・ファハカを飼育し始めていた。いそがしく胸びれを動かしてホバリングするようにフワフワと水槽内を移動するその姿にちょびんも大喜び。名前は福(ふく)の蔵(くら)と書いて「福蔵(ふくぞう)」我が家に福を呼び込んでもらいたいという熱い気持ちを込めて命名していた。

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さすがにアクアショップAZのファハカのように人工飼料に慣れてくれてはいなかったが、冷凍赤虫も冷凍ブラインシュリンプもよく食べる元気な個体。やはり「食べてくれる」個体はそれだけで素晴らしい存在である。そんな福蔵に今回初めて本命であるレッドラムズホーンを与えてみた。以下がその様子。

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こんな感じであっという間に30匹(2~5mm程度)ぐらいを軽く平らげてしまった。エビ水槽には見えるだけでもまだ20匹ほどいるがまだ小さいためグロテスク感は無い。ずいぶんとスッキリした。

よよこ「福蔵すごーーーい!」

レッドラムズホーンに軽い嫌悪感すら感じ始めていたよよこにとっては福蔵はまさに福の神だったに違いない(笑)。

そんなこんなで、日常の中の非日常、台所の癒し空間としての姿を取り戻したビーシュリンプ水槽をうっとりと眺めていると…

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……ん?

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こ、これは……

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これは稚エビじゃないかぁぁぁぁぁ!!!!!

そう。なんと水草で覆い尽くされていたレッドビーシュリンプ水槽では僕たちの知らないうちに抱卵→孵化→成長が営まれていたのだ。ビーシュリンプといえば良く聞くのが“爆殖”と呼ばれる爆発的な増殖であるが、「爆殖」ならぬ「地味殖」な辺りがいかにも我が家らしい

実は先日、ウチのカブトムシ幼虫エース分隊1号が蛹化を果たした6日後、2号が蛹化不全で死んでしまった。割れるべき幼虫時代の頭の部分が割れず、左脇部分から側面の皮を破って出てきたものの、無理な姿勢が祟って裂けていない部分にサナギの羽の部分が引っかかり、自らの激しい動きのせいでサナギの膜が脆くも破れ、人工蛹室内に体液が漏れ出てしまうという衝撃的な蛹化失敗シーンだった。何ら処置を施すことも出来ないまま翌日の夕方には息絶えていた2号を埋葬していると1号が無事に蛹化してくれた奇跡に改めて感謝の気持ちが心に溢れた

レッドビーシュリンプの稚エビ誕生は僕にとって待ちに待ったニュースではあったが、そうした経緯もあって単なる喜び以上に実に感慨深いものとなり、暦の上では最凶の日だったものの、それはまさに福蔵がレッドラムズホーンを噛み砕くように幸せを噛みしめた1日となった。

Fukuzo

Blackberry Torch 9800 専用 壁紙

  • Daiitokumyouou
    Blackberry Torch9800 導入によって Bold9000 時代にはそれほど拘っていなかった壁紙の存在感も飛躍的に増し、自分好みの素材を集めて360x480サイズの画像を幾つか作ってみた。 あまりに自分の好みに偏り過ぎたチョイスをしているので、趣向の合わない人にとってはビックリするほど要らないモノばかりになってしまうが、もし「いいね!」と思っていただける人がいたなら是非使っていただきたいので、フォトアルバムにUPしていくことにした。 これからも気が向いた時に少しずつ増やしていこうと思う。

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