ワクテカが止まらない1週間(前編)
チョビン(息子)が約7ヶ月間の未就園児体験プログラムを終えて本番の幼稚園に入園し2週間になる。生まれたときはその産院史上最大の赤ちゃんだということで看護師さん達から「ジャンボちゃん」と呼ばれて親しまれていたチョビンだったが、2歳半になって前述の未就園児体験プログラムに参加すると、早生まれなのと一人っ子であること等が足を引っ張ったのか、教室では他の子たちと比べても小さい方から数えた方が早く、体力でも言葉でも若干の差異があり、本人も親も焦りと軽いストレスを感じたりもした。
そんなチョビンが昨秋にはトイレトレーニングを終えて、昨冬には第三者とでもそこそこ会話として成立する程度に話せるようになり今では制服を“嫌がりもせずに”着て、親から離れて幼稚園バスに乗って毎日幼稚園に通っているというのだから驚きだ。入園式では年少だけで100人を越える見知らぬ園児達とその父兄たちという非日常的な光景に怯んでベソをかいていたが、今では「幼稚園楽しかったよ!僕今日も頑張った」などと言いながらバスを降りてくる。チョビンがダメダメだった時代を知っているだけにこのセリフだけで目頭が熱くなる。
入園式から10日が経ったころ、日々大量に配布される幼稚園からの資料の山の中から何かを見つけてよよこが悲鳴をあげた。どれどれとよよこの持つ資料に目を通してみると
「春のバス遠足(必ず保護者が同伴してください)」
の文字が踊っている。ああコレが噂に聞いていた親同伴の遠足か。僕が幼少のみぎり通っていた幼稚園では時代の違いもあってか親が同伴するような遠足は無く、徒歩1時間ほどの山中にある神社まで列をなして歩かされた記憶だけが残っている。
よよこが悲鳴をあげたのは別に遠足に同伴する事自体が嫌なわけではない。彼女は子供の頃から車酔いが酷いのだ。学生時代のバス遠足では悉くリバースし、僕が初デートで連れていった箱根でもリバースこそしなかったものの目的地の箱根では1日中車で安静にしていただけ(笑)。そんな彼女が子供と保護者で充満したバスの中で数時間も揺られるなど、もはや地獄に等しい。もっとも、チョビンが生まれてからは普段買い物などに出かける際の自動車内でも決まって後部座席に乗るようになっていたので、随分と耐性がついたようではある。
僕に出来ることといえば遠足当日に休みをとって目的地に先乗りし辿り着いたヘロヘロのカミさんとチョビンの世話をすることぐらい。遠足が一週間後に迫った今、その準備に余念はない。
一体これのどこが「ワクテカ」なんだ~?!と疑問を残しつつ後編へと続く。


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