ウインカーリレーを交換した
僕は自動車にはさほど「こだわり」がない。
幼少期には「ミニカー」「スロットレーシング」「スーパーカー消しゴム」「プラモデル」「ラジコン」など、あの当時の男の子なら誰もがハマった車関連の遊びは一通り楽しんだ(ミニ四駆は僕の少し下の世代からだ)。中学生時代にはゲームセンターの、高校以降からは家庭用ゲーム機のカーレーシングゲームが大好物だった。
しかし20代前半から現在にかけて(もう20年以上になるが)僕の「マイカー」となったのはたった2車種。周りの友人知人たちが車を買い換えていくサイクルに比べるとかなりスパンの長い部類に入る。
これは僕の「多趣味」による弊害が大きい。昔から趣味が多岐にわたり数多く持っていて、価格的にパンチ力のある自動車にまで手を伸ばしてしまうとそれだけで何十という趣味を諦めてしまわなければならなくなりそうで、自己防衛本能が働き、無意識に敬遠してしまっているというのが現状だ。
友人たちがエアロパーツやアルミホイール、タイヤにお金を注いでいても「ホイール1本買うお金が有れば○○や△△も□□も買えるじゃないか」という思考のもと自身は標準のスチールホイール以外に付けたことがない(笑)。
敢えて車選びの基準のようなモノ挙げるとすれば「主張し過ぎずセンスを感じるスタイリング」と「実用性の高さ」だろうか。
そんな僕が初めてマイカーとして運転した自動車がこれだ。
トヨタ カリーナED
「エキサイティングドレッシィ加速する」
「4ドアなのにクーペのフォルム」
などのキャッチコピーで記憶に残っている人がいるかも知れない。当時の4ドアセダンでハードトップは珍しく、ノーズが長くて車高が低く、この時代の代表的な“カッコイイ”自動車たちと比べても遜色ないスタイリッシュさにデザイナーのセンスを感じた。
当時兄が乗っていたホンダプレリュード(AB型)と比べても決して見劣りしなかった(後部座席の快適さはカリーナEDの方が上!)のもイイ思い出だ。
このブログを読んでくださっている方は「でもちぇこふはデブなんでしょ?スタイリッシュな車なんて似合わないよ」と思うかも知れない。いかにも僕はデブである。しかし当時既に付き合い始めていたよよことあわせて驚愕の衝撃写真をとくと御覧あれ。この頃の僕は↓こんなに爽やかボーイだったのだ(笑)!!
そしてその15年後に乗ることになったのが祖父から譲り受けたコレ↓だ。
ホンダ アコード(GF-CF3)
巷ではオヤジカーと言われているようだが、ホンダ車の吹き上がりの良さには腰が抜けるほど驚いた(メーカーの違い以上に10年の進化が大きかったのかも知れない)。カリーナEDに比べればかなりゴツいフォルムのセダンなので後部座席も広々としている。バンやワゴンを除いて「ファミリーカー」として乗るならこのくらいの広さは最低限必要だろう。それより何より当時御年90歳を超えていた祖父が乗っていたというのも今思えばスゴイことだ。「オヤジカー上等!」である。
思うに、「犬は飼い主に似る」と言うが「カーオーナーはマイカーに似る」というのも有りかも知れない。いま(到底買えるわけ無いのだが)僕がいちばん羨望の眼差しで見つめている自動車はコイツ↓だというあたり、フォルム的にあながち的外れだとも言えないだろう(笑)。
ちぇこふ家のファーストカーに君臨してアコードも今年で11年目、祖父が乗っていた時期も含めれば15年選手になる。車検を受ける度にアチらコチら修理を必要とする部分が出てきており、決して車の知識が豊富ではない僕でも対応できる部分においては自力で修理するよう努めている。
そんな我が家のアコードがつい最近「不良」状態に陥ったのがウインカーリレーだった。
「ウインカーリレーだった」なんて偉そうに言ってるが、この“ウインカーリレー”というパーツ名も今回の不具合にあってネットで調べたから知っているに過ぎない(笑)。
出掛け先から車で家に向かっている途中、右折専用車線で信号待ちをしている時に、突如としてウインカーのカチカチ音とダッシュボードのウインカー表示灯が点滅しなくなった。ガチャガチャやっていると少し復活したりもするが非常に不安定な状態だ。「本当に車外のウインカーも点滅していないなら後続車や対向車に自分の意思が伝わらないわけでこれは大変なことだ」と思い、右折後速やかに車を道路脇に駐め、車外のウインカーを確認した。
点滅していない・・・
バッテリー??
いや、ドラレコやセルモーターが快適に動作するんだからバッテリー不良ではない。
こんな故障は初めての経験だ。
色々試してみると、ウインカーレバーを倒して2~3回程度は点滅するものの、その後は消灯してしまうという症状だった。このままディーラーに直行するという選択肢が頭をよぎったが、何度も試しているうちにその2~3回ですら点滅しない時もあったので、行きつけのディーラーは繁華街にあることを考慮し、今日の所はすぐ近くまで迫っていた自宅に戻り、ネットで原因を探ってから対応策を考えてみることにした。
公共交通機関が崩壊した和歌山県内陸部に在住する多くの人々がそうするように、幸い我が家にもセカンドカーとして軽自動車を保有しているので、こうした有事の際に代替が利くのが大きい。
「車 ウインカー 点かない」で検索するとすぐにソレらしい症状とその原因と思しき事例が幾つか見つかり、症状が異なる部分を消去法で削っていくとどうやら「ウインカーリレー」という部品を交換することで直るらしいことが分かった。しかもそのパーツは昔懐かしい「電子ブロック」のような仕組みになっていて付け外しは僕のようなド素人でも簡単に出来そうだ。
このパーツさえ手に入れれば自分で直せる!
工賃が浮くぅ~!!←ココ重要
アコードのハンドルの下に潜り、身体をねじってアクセルペダルの上あたりをよ~く確認してみるとジャングルのように絡み合った配線の奥深くに「ソレ」は有った。これが今回の騒動の張本人。元凶である。
この型番「MITSUBA FR-3309」で検索すれば即座に楽天やamazonで引っかかるだろうと思っていたが、どうやらホンダが純正パーツとして採用しているものらしく一般のショップでは取扱いが無さそうだ。辛うじて過去に取扱いのあったショップ(現在は在庫無し)は見つけたが3000円超の値が付いていた。最終製造年から10年以上経過しているということもあり同型のウインカーリレーを入手することは困難だということは容易に理解できた。
でも代替パーツはあるはず。
↑写真のようにアコードに付いていたウインカーリレーの端子は「B」「E」「L」の3ピンに分かれていて、それぞれ[B]バッテリープラス/[E]バッテリーマイナス/[L]ウインカースイッチにあたり、これらが同じ並びにあって、ピンとピンの間やBOXの縁からピンまでのサイズが近しいものの中から容量27Wをカバーしているものを探し出せばいいはずだ。
さっそく「ウインカーリレー 3ピン」で画像検索するとよく似たパーツがザザッと大量に現れる。
1つ1つシラミ潰しに見ていった結果、楽天に出店している「毎度おこし安」さんで取り扱われているこのウインカーリレーが以下のような理由で最も適切だと確信。
●ピンの並びが同じでサイズも極めて近い。
●1W~150WをカバーしておりハロゲンはもちろんLEDとの混雑でも使用可能。
●最近はウインカーをLEDに換装する人が多いらしく、その際に点滅スピードが速くなる(ハイフラ)現象になりやすく、そんな時は点滅速度調整ダイヤルで調整できる。僕はLEDに換える予定は無いが、もし点滅スピードに難があったとしてもそれを調整できるのは大きい。
●失敗しても痛みは1360円(送料込みで2200円)で済む。
●12時までの注文で即日発送。
そして問題発覚の日の夜に注文して翌々日には到着した。
比較するとこんな感じ。
取り外しの時に比べれば取付は幾分か楽だ。サイズも思った通りピッタリ!場所は窮屈だがスムーズに取り付ける事が出来た。
そしていざ点灯!
(ON)カチカチカチカチカチ(OFF)カチカチカチ。
無事にウインカーもウインカー表示灯も点滅!音もカチカチ鳴ったが2つばかりおかしい点が。僕が「ひょっとしたら」と案じたとおり、カッチカッチ音が軽いヤン車ばりに速いのと、ウインカーレバーを戻しても音だけは2~3回余分に鳴り続けてしまう点だ。
待ってましたとばかりに再度ハンドル下に身体をねじ込み、ウインカーリレーの点滅速度調整ダイヤルを幾分か回してカチカチ音を聞いてみると
(ON)カッチカッチカッチカッチカッチ(OFF)カッチカッチカッチ。
すんなり理想的なスピードに!
残念ながらウインカーが消えても余分に音だけが2~3回鳴り続ける現象はどうしようもなかったが、当初想定していた金額を遙かに下回る費用で無事に直すことが出来た。車弄りが趣味の方からすれば初歩中の初歩の部類に属する事柄だろうが、そうした世界に住む人々の愉しみが垣間見えた気がして得も言われぬ満足感に包まれた一件落着となった。














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