遠足どうでしょう
「水曜どうでしょう」というバラエティ番組がある。
北海道テレビ放送(HTB)で1996年から放送され、今も不定期ながら続いている深夜番組なのだが、僕とよよこにとってこの番組は大好物だ。
テレビ局の番組制作レベルが下がってしまったのか歳のせいで嗜好性が変わってしまったのか、ここ数年、地上波のテレビ番組に面白いバラエティ番組が少なく、かといってCSやBSは海外ドラマ、映画ならともかく、バラエティ畑にはめっぽう弱くてCBS制作「アメージングレース」(日本ではAXNが放送)ぐらいしか楽しめないので、バラエティ好きな僕としては週に何回かはバラエティで大笑いしたいと切望していた。
振り返ってみると、僕は青年期から旅モノや紀行モノが大好きだったようで以下のような番組を好んで見てきた(Linkはwiki)。
「夜はクネクネ」
毎日放送で1983年から放送された紀行バラエティ。
「1or8」
フジテレビで1991年から放送された深夜バラエティ。この中のチャレンジ企画。
「進め!電波少年」
日本テレビ1992年から放送されたバラエティ。この中のヒッチハイク企画。
「水曜どうでしょう」
北海道テレビ放送(HTB)で1996年から放送されている深夜バラエティ。
「ノブナガ」
中部日本放送(CBC)で2001年から放送されているバラエティ。この中のロケ企画。
「ごぶごぶ」
毎日放送(MBSテレビ)で2007年から放送されている紀行バラエティ。
「ロケみつ~ロケ×ロケ×ロケ~」
毎日放送(MBSテレビ)で2008年から放送されているバラエティ番組。
「東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…」
日本テレビで2010年から放送されている紀行バラエティ。
※他に「おにぎりあたためますか」「直CUE!勝負」など。
これは驚いたことに僕だけでなく、よよこにとってもそうらしく身近な場所から遠く遙かな国まで、自分たちにも実現できそうで実現できない、まるで青春時代そのままのような旅と、そこから生まれ出る笑いを、手作り感あふれる等身大の目線から繰り広げられる、そんな親近感と懐かしさ、独創的で青臭い「作り」が僕やよよこの心を掴んで離さないのだ。
こうした番組でよくある残念なパターンが番組の方向性の変化。ローカルを脱して多局で放送されるようになったり放送時間帯が変わって幅広い年齢層の視聴者の目に晒されるようになるとテレビ番組の宿命としてその視聴者層に合わせた番組作りになるのはやむを得ないところだろう。
しかし、それは十中八九間違いなく、僕個人にとっては「番組のレベルが変わる」というか、番組の「押し」になっている根本の部分が変わってしまって、もはや別番組と化し、観るに堪えなくなってしまうのだ。最近では「ロケみつ」がそうだった。
この辺のところについては「水曜どうでしょう」のディレクターをつとめている藤村忠寿氏も過去にこんな風に語っている。
そんな番組が多い中「水曜どうでしょう」の制作スタイルはほぼ一貫している。厳密に言うと小さくブレている部分は沢山あるのだが、「何をもって“水曜どうでしょう”なのか」を制作サイドが良く理解しているのでコチラは安心して観ていられるのだ。
和歌山ではオンエアしてくれる局が無く(こういう部分では関西のお笑いの排他性を僕は酷く憎んでいる)、CS放送の他にはDVDやネットで楽しむしかなかったこの「水曜どうでしょう」だが今年はナント新作を北海道放送がオンエアしたその日の放送直後から、今まで存在意義の薄かった「アクトビラ」で見られるようになったものだから大変だ。
見逃した人のための配信という体(てい)なのでVOD(ビデオオンデマンド)で315円。第何夜まであるのか現時点では分からないので最終的にどのぐらい散財することになるのかも判らない。しかし!この最新作は大好きな企画の1つである「原付の旅」であること、目的地までのルート上に「和歌山」が含まれているなど、絶対に見逃せない、待てない要素満点の作品であることは間違いなかったので、そんな僕たち夫婦の前に立ちはだかるモノなど何も無かった。
4月20日の水曜で第8夜になる。手段は幾つか変わっているが方向性は変わっていない。「お互い歳を取ったなぁ~」などと思いながら毎週大笑いしている。公式サイトはコチラ。
そんなこんなでバラエティ番組について延々語ってきたが、本題はココからだ(笑)。しかも本題は短い(笑)。
大学時代に8mmフィルムで自主制作映画を制作していた身としては「水曜どうでしょう」の編集技術にいつも感服させられる。見始めて間もない頃は「えっ!そこ切ってしまう?」ということが多すぎて感心というよりも驚きの方が多かったが
もっと「食事のシーン」が見たかった
もっと「散策する様子」が見たかった
もっと「観光地の風景」が見たかった
・・・という「旅」企画としては「掟破り」とも言えるブッタ切り方が程良い不満となり、その“欲求不満”が「もう終わり?」「もっと見たい」といった次なる欲求へと繋がるのだ。恐るべし藤村D。
そこで僕も、冗長になりがちで、苦労して作っても何度も繰り返し見ることもない、ともすれば早送りで1回だけ見て終了になる“息子の遠足ビデオ”を「水曜どうでしょう」風に編集してみた。
題して「遠足どうでしょう -お別れ遠足2011-」。
長きにわたり僕たち夫婦に笑いとエネルギーを提供し続けてくれている「水曜どうでしょう」への深い感謝の気持ちを込めた僕なりのオマージュである。
この度、ビデオに出演されているチョビンの幼稚園の友だちおよびそのお母さん方、ひいてはその御家族の皆さん方からYouTubeでの公開を御快諾いただいたので当ブログでも公開させていただくことにする。
普段から当サイトをご覧頂いている方にとっては「ヒトん家の子供の遠足動画」に変わりはなく、何のために見るのかすら解らない、というのが普通の反応だと思うが8分少ししかない見やすい動画なのでぜひ御一見いただきたい。


ごぶさたしてます(^_^;)
今日から幼稚園再開ですね。チョビンくんの具合はどうでしょうか?
「遠足どうでしょう」YouTube版にて何度も楽しませていただいています(^^)何度観ても飽きが来ないのは、単に親バカなバイアスがかかっているだけではなく、ちぇこふさんの編集技術のクオリティの高さにも依拠しているんじゃないかと、しみじみと自己分析しているところです。
さて、今週水曜日、何気なく新聞のテレビ欄を眺めてると、新「水曜どうでしょう」の文字が飛び込んできて、さっそく録画予約をして昨日の朝、息子とともに観させていただきました。
これまた、ちぇこふさんの編集技術のたまものか、まるで「遠足どうでしょう」を観ているかのような感覚で、「水曜どうでしょう」にハマってしまっている自分がいました(*^_^*)ちなみに、NHK教育系と吉本新喜劇以外の番組を排除するわが息子くんも、いっしょにケラケラ笑いながら観てくれたことも付記しておきます。
「遠足どうでしょう」の映像を観ていてからの僕の所感なんですが、僕が大学時代にハマって観ていた「ウンナンの気分は上々」を彷彿とさせてくれるこの「どうでしょう」。観ていて斬新やなぁというよりも、めっちゃなつかしいなぁという気持ちの方がピッタリとあてはまります。
まだまだ書き出すとキリはありませんが、ひとまずは「水曜どうでしょう」を毎週のささやかな楽しみとして、日々を過ごしてまいりたいと思っています(^_^)v
投稿: なぎパパ | 2011年5月 6日 (金) 05時40分
なぎパパさん、こんにちは!
いつも家族サービスお疲れ様です(^^)
おかげさまでチョビンはインフルエンザでもマイコプラズマ肺炎でもなく「ただの酷い風邪」ということで(^^;)、咳はまだ残っているものの熱は平熱に戻り今日は元気に登園し、いまも帰ってくるなりプラレールで遊んでいます。
「遠足どうでしょう」YouTube版をご覧頂きありがとうございます!ご両家からOKを貰ってはいたものの、園の名称を自主規制するのと同時に「ついでに」苗字部分だけ自主規制しておきました。ネットで実名フルネームが出る時のドキドキ感を感じられなくなったのは残念ですが(笑)時代も時代なのでこれで良かったかも知れませんね。
さて、ABC朝日放送で始まった新「水曜どうでしょう」。僕もしっかりチェックしております(笑)。上の記事本文にも書いている有料で視聴できる「アクトビラ版」と内容は同じなのですが、1つ気になっていたことがあったので先日のABC版も録画して確認しました。というのも「遠足どうでしょう」のエンディングに使っている「1/6の夢旅人2002」がアクトビラ版「水曜どうでしょう」で流れなかったので、新「水曜どうでしょう」なら流れるのか確認したかったからです。結果は…残念ながら新「水曜どうでしょう」でも流れませんでした。龍馬と弥太郎の掛け合いでいきなり終わり。アレ結構いい曲なんですけどねぇ。
「ウンナンの気分は上々」!確かに似ていますね!!ナンチャンと柳沢慎吾の旅なんか腹を抱えて笑っていた記憶がありますが、10万円の旅や男3人原付の旅など旅モノとしても秀逸でしたね。そのほかにも魅力溢れる企画が豊富で終了が惜しまれる番組の1つです。
「水曜どうでしょう」は、大泉洋は今でこそ有名な俳優として認識されていますが、番組開始当初はまだ大学生で、企画のミスター(鈴井貴之)も北海道以外では殆ど知られておらず、その無名な2人が無謀な旅に挑戦して朽ち果てていくところに親近感と面白みを抱いていました。藤村ディレクターがグイグイ前に出てくるようになってから嫌いになった視聴者も多いらしいですが、僕はその逆で、愚痴の応酬とも言える彼らの掛け合いが好きでたまりませんでした。ちょうど社会に出て間が無い頃の「帰りたいけど仕事が山積み」「会社側は早く帰れというけど仕事が終わってないから帰れるわけない」「先輩社員も普通にサービス残業」「死ぬ~とか言いながら何時間も残業」「疲れすぎて笑いが漏れる」といった様相と似ていて、そんな彼らの苦痛を笑い飛ばす姿を見たかったのかも知れません。
もう1つ付け加えると、大泉洋の非凡な才能でしょうか。なぎパパさんも素晴らしい文才をお持ちなのでお分かりになると思いますが、あの大泉洋という男の語彙力と笑いのセンスは半端ではないです(笑)。今となっては「年相応」と言われればそれまでなんですが、彼は22才の頃からあんな感じでした。その才能をいち早く見抜いたミスターが自分が前に出るのをやめたと言いますから皆んな頭が良いですね。見ていて気持ちが良いです。
ちなみに「アクトビラ版」は先日の水曜日で第10夜でした。まさに紀伊半島を横断中で、どうでしょう軍団の疲れはピーク、面白さはタケナワです(笑)。なぎとくんには少し解りづらい“オッサンならではの悲哀”の面白さもビシビシ来るので、そこはなぎパパさんが優しく解説してあげてくださいね。
あたたかいコメントをありがとうございました(^^)。
投稿: ちぇこふ | 2011年5月 6日 (金) 16時48分
チョビンくんも無事登園でき、ホッと安心しています(^^)
僕も「1/6の夢旅人2002」がエンディングで流れないのが気になりました。ひょっとしてCM明けに流れるのでは?と早送りしましたが、むなしくもENDのマークが・・・。
この曲は「遠足どうでしょう」のDVDで初めて聴きましたが、思わず口ずさんでしまうくらいコチラにもハマってしまって、この曲を聴きたいがために「遠足どうでしょう」を観ていたといっても過言ではないほどです(笑)(ちなみに、その曲のみYouTubeで堪能もしました(^_^)v)
もし、著作権等の関係なら、スッキリ解決させてぜひぜひエンディングで流してほしいですね。
ちぇこふさんのおっしゃるとおり「ウンナン・・・」は、やはり柳沢慎吾ちゃんとの旅ネタがいちウケで、当時同じテンションの親友(現在も親友)がいて、ゼミの巡検(地理学専攻でした)でお泊まりに行ったときに、リアル「ウンナン・・・」を満喫したり、番組企画を真似て卒業旅行に行ったりと、本当に青春時代と重ねながら愉しんでいたというのが若き日のよき想い出として心に残っています(*^_^*)
大泉洋さんのことは、ホントほとんど知らなくて、新宮市勤務時代の先輩が大泉洋さんに似ていると話題になっているときに「?」って感じたのが大泉洋さんを知ったきっかけです(4年くらい前だと思います)。本格的に知ったのが「龍馬伝」でしたが、脇役なのに気になる存在感を出しているなぁと好感を持って観ていました。「水曜どうでしょう」は、YouTube版でチラリと観た程度ですが、たしかにちぇこふさんのおっしゃるとおり、語彙力というかその言葉を出すタイミングが絶妙やなぁと思う節がたくさんありますね。それが若干22歳当時からのものだと知って、これからますます見逃せないなぁと思いました(^^)
タモリが「タモリ倶楽部」でタモリ本来の持ち味を発揮するのと同様、大泉洋さんも「水曜どうでしょう」で大泉さん本来の持ち味をこれからも発揮し続けてくれるんじゃないかなと、そして、いつまでも深夜枠でふんばりつづけてくれることを期待しています(なんか、上から目線ですが・・・(^_^;))。
そして何よりも、紀伊半島を巡る回がやってくるのを、首を長~くして待ちたいと思います。
(やっぱりそこが郷土愛というか、思い入れが強くなってしまいますね。ちなみに、三重県熊野市~和歌山県串本町、そして和歌山市近辺が出てくれれば幸いかなと)
投稿: なぎパパ | 2011年5月 7日 (土) 06時44分
タモリ倶楽部は良い例えですねぇ~
いとうせいこうやなぎら健壱がいるとより安定するあたり、まさにそんな感じだと思います(^^)。
新宮でお仕事されてたことがおありなんですね。僕よりもずっと和歌山の北から南まで酸いも甘いも知り尽くしていらっしゃるなぎパパさんなら尚更今回の企画は見逃せないですね(笑)。
とはいえ彼らが紀伊半島をどのように突き進むのかは藤村Dにかかっていると言って良いでしょう。藤村Dが果たしてどのようにナビするのか楽しみにしていて下さい(^^)。
CSで放送中の古い水曜どうでしょうでは今、大泉洋が2度目の四国八十八カ所を回っています。これはこれで面白いですよ~
投稿: ちぇこふ | 2011年5月 7日 (土) 23時08分