BlackBerry Torch 9800 導入その2
■前回「BlackBerry Torch 9800 導入その1」からの続き。
では実際に僕がこの心揺さぶるBlackBerryTorch9800を購入し使おうとすれば一体どのような障壁があって、どのような制限が課せられるのだろうか。
前回「BlackBerry Torch9800 導入その1」にも書いたようにBlackBerryTorch9800は日本では未発売で海外仕様の物しか存在していない。当然のことながら日本の技術適合認証を受けていないので、これをこのまま日本の国内においてBluetoothやwifi、解釈の仕方によっては3G回線であっても使用するだけで電波法第110条「不法無線局の設置、運営」に触れる恐れがあり罰則も設けられているので要注意だ。
このあと僕が書き連ねていくBlackBerryTorch 9800レビューを御覧になって「自分も入手して使ってみたい!」と思い立たれた方は、以下にその諸問題に関する背景や解釈、考察などが詳細に書かれたサイトのリンクを貼り付けておくので、これらをよく熟読し、自己責任で自らの進むべき道を選択して欲しい。
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●総務省 電波利用ホームページ「電波の利用ルール」
●法林岳之氏コラム「海外版ケータイは日本で利用できるのか?」
●HAYASHI_T氏の個人サイト
「平行輸入の携帯電話機が電波法違反?そんな馬鹿な」
●金星人009号氏の個人サイト「電波法」
●Thhawks氏の個人サイト「海外携帯の使用」
●Kyung-A氏の個人サイト
「日本での海外W-CDMA端末使用は電波法違反?」
●殿岡良美氏の個人サイト
「「海外で購入したiPadを国内でWi-Fiに接続すると違法なのか」への総務省の見解」
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こうした諸事情を鑑みた上でこのBlackBerryBoldTorch 9800を入手した場合の、本機の我が家における立ち位置というか用途について訊かれれば、僕の愛して止まないSTAR TREKの世界における、知る人ぞ知る名セリフ「正規の手順で」を冠して
「正規の手順で使用すれば、モチロン海外旅行や海外留学、海外出張等の際に使うつもりです!」(キリッ)
ということになる。
ドコモのBlackBerryを使用しているBlackberryファンは、同社のBlackberryに対する無気力ぶりに少なからず苛立っている。自らを「デバイスオタク」と公言してはばからない僕のような人間からすればドコモのBlackBerryに対する姿勢は愚鈍としか表現しようが無く、怒りを通り越して辟易としてしまっているので、たとえ海外製品であるがために遵法精神に則って使用すればスタンドアローンのPDAとしての存在でしか無いとしても今このタイミングでBlackBerryTorch 9800を入手できるなら…
所有する喜びを得られるのなら…
もうそれだけでドコモから受けた心の傷、荒んだ心は癒されるというもの。その充足感は他の何モノにも代え難いと、想像するだけでも確信できるのだ。
8月に北米その他世界各国で発売されてからというもの、2chの当該スレやSNSのBlackberryコミュニティ、そして早速購入された日本人の方の個人ブログ等をくまなく目を通し、幾つかある入手方法とそれぞれのもつ長所短所など特性の違いを学習した。
僕自身の過去の経験も加えて簡単な表にまとめたのがコチラ↓
※ちなみに当サイトをご覧いただいている閲覧者さんの中にもセカイモンで良い買い物が出来た方と無念な思いをした方の双方からご報告をいただいている。セカイモンがどんな残念な側面を持っているかは「セカイモン 被害」で検索するなどして御自身でご判断頂きたい。僕はヘタレなのでまだ利用していないが心待ちにしていた商品が届かない時の辛さはよく知っている。着眼点はいいのだから業務改善して、より良いシステムで「安心」を構築していって欲しいものだ。
海外ショップから個人輸入する場合、僕は平カードでのクレジット支払いになるのだが、その際、UKやUSの多くのお店では本人確認のために、使用するクレカ番号が確認できるコピーや写真と、国際免許証やパスポートをコピーしたものを呈示するよう求められる傾向がある。他には、自分の家宛に届いた公共料金支払封筒(但し英語版)も使えるらしいが、現実問題として、クレカとパスポートぐらいしか用意できるわけがない。ところが自分のパスポートは2年前に既に切れていて更新していない。また申請して作るとなると費用が1万円以上と時間もかかるので、国内ショップと値段はさほど変わらなくなるのだ。
次に「セカイモン」でサクッと「blackberry9800」を検索してみると非常に魅惑的な価格でたくさん出品されているので例え2週間以上かかってもココで…と揺らぐ気持ちを抑えられなくなる(笑)。
しかしこれはオークション。当然ショップだけではなく個人も出品している。日本のオークションサイトでも怪しい人を大勢見かけるが英語表記だとその怪しい人を感じ取る勘もうまく機能してくれない。輸入手続きに掛かる心配がセカイモン代行によって無くなるのはとても魅力的なのだが、出品者に対する選別眼が事実上「無い」に等しい自分にはリスクが高い。「ご注意いただきたい出品者リスト」という親切なページも公開されているのだが、
ご注意いただきたい出品者多すぎ!!
それにヤフオクよろしく、アカウントは幾らでも作れるので前科など有って無いようなものだ。日本国内で使用できるか否かを判断する材料ともなるモデル名(RCY71UW/RDG71UW)が明記されていないものも多く、たとえ無事取引成功したとしても「セカイモンでデジカメを購入したが、届いた箱の中身は石ころだった…」という恐ろしい話も人づてに聞いた。「検品しています」などと明記していても、冷静に考えれば本当に1つ1つ開封して検品するなんて現実問題として難しい筈。とどめに「納期40日」などという輩になんか当たってしまった日には泣き崩れてしまいそうだ。
個人輸入は随分簡単になったと言われて久しいがトラブルに対する免疫と対処方法を身につけていないと厳しいように思う。万一冒険してみるにしても、被害最小限のモノで何度か経験を積んでからでしか本番に突入できそうになく、そんな事をしているうちに何ヶ月も経ってしまうと思うと、最初から国内ショップで購入する方が自分には向いているように思えてくる。
要は、僕のようなヘタレは価格に惹かれて変な汗をかきながら1~2週間もかけて入手するよりも、おとなしく国内ショップで購入する方が精神的に楽だぞ、ということだ(笑)。
まがりなりにも国内で店舗を構えているショップ(関係者の皆さん疎い表現で申し訳ありません。決して悪意はありません)から「新品」と「安心」を購入するのに1~2万円余計に支払うのだ、と考えればもはや納得の域だろう。
もちろん、国内専門ショップで購入する場合であっても様々なトラブルは起こり得るし半数以上のショップでは厚いサポートを用意していない。RIM社が公開している日本語OSはまだまだ不安定なので、万一、不具合があってもショップは懇切丁寧な解決法など明示してくれはしないし代替機など貸してくれない。これらは当然のこととして理解しておかなければならない。
そんなわけで、結局僕は、国内ネットショップを数件吟味して購入に踏み切った。個人輸入に比べて余分に掛かった金額はヘタレな僕が冒険することに尻込みをして屈服した証(あかし)かつ先述の通り「安心料」だと思って心に焼き付けることにする。
同時にBlackberryBold9000周辺アクセサリー購入時にお世話になった「モバイルガジェットショップ がうがう!」さんで、保護ケースと本革ホルスターを注文。尚この日は土曜日。がうがうさんは運送会社にヤマト運輸を使っているので翌日(日曜)の午前着が決定した。
Torch9800本体の方もショップの発送業務は基本平日と書かれていたのに実にスタッフの皆さんが敏速に対応して下さってその日の夕方には発送完了メールが届いた。ただ一つ心配だったのは運送会社が西濃運輸(カンガルー便)だという点。個人宅配だけをとれば随分と久しぶりに聞く運送屋さんだ。
気になって少しググってみると、とにかくネット上での評判が著しく芳しくない(汗)。こういう類の話は地域や営業所によって異なるものだと理解してはいても、見つけた情報の多くが余りに酷い体験談ばかりだったので、こりゃ~やっぱり日曜を挟んで月曜着ぐらいかな…と半ば諦めていた。
日曜午前11時少し前にヤマトさんが訪れ、がうがうさんからのアクセサリーが無事到着。いやがうえでもテンションが上がる。
テンションが上がったついでに、ふと念のために西濃運輸さんの「お届け状況確認」を見てみると…
な、な、なにをををを~~~~~!!!
■次回「BlackBerry Torch 9800 導入その3」に続く。






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