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カテゴリ「映画」の7件の記事 Feed

2016年7月 4日 (月)

I LOVE WAKAYAMA 20XX 放送開始

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「5、4、3、・・・・」

レフランプが照らし出す其れのように、僕のオーディオルームのシーリングスポットライト4灯のうち2灯が真下を照らし、33年の時を経て浮かび上がる夢にまで見た2人の姿。

瞬時にプロの表情に変わるあの時の顔。あの時の緊張。

その眩いばかりの明るみの空間の外の陰の中で、僕は静かに、そして素早く左手を下に振り降ろした。

演者さんにキューを出す。

僕が大学で映画制作サークルに在籍し、8mmフィルム映画を撮っていたとき以来のことだ。

ここ、魅惑のシュミROOMでもこれまでに幾度か触れてきたが、1983年から1984年にかけて和歌山放送ラジオで放送されていた「I LOVE WAKAYAMA」という番組は、僕の高校時代を大きく変えた。

博学で面白く青少年の大好物な下ネタにも明るくて頼りがいのある我らが兄貴的存在の小林睦郎さん、その愛らしい容姿に似合わないボケっぷりと大胆さを併せ持ち、親近感たっぷりの阪南弁で番組に潤いと清涼感をもたらす石澤眞美ちゃん、リスナーからのネタを完膚無きまでにカットするかと思えば有り得ないほど斬新なコーナーとして取り入れてしまうクリエイティブ野心の塊、ディレクターのヘンリーさん。

地元和歌山が産んだその画期的な布陣で繰り広げられる徹底的に地域に根づいた番組のウワサは瞬く間に中学生、高校生、大学生の間に広まり、当時のAMラジオといえば22時~1時はMBSヤングタウン、1時~5時はオールナイトニッポンというのが王道だったのだが、和歌山県下に住む青少年たちは、そこに「20~22時はアイラブワカヤマ」という、夜にテレビを必要としなくなる不動のコマを手に入れることになったのだ。

月曜~土曜まで、学校で起きたことは全てその場ですぐにネタとして葉書にしたため毎日学校帰りに郵便局に寄っては最低でも10通は投函していた。

ホームルームの時間の活用術やクラスの円滑なまとめかたを学ぶべく地域の各高校からクラス委員だけが集まって宿泊する合宿「リーダー研修会」においても、僕は番組開始時間に合わせて公衆電話からスタジオに電話を入れてその実況リポートをやらかした。

商業美術展に作品を出品した美術部の一員として、挨拶のため突然部員を引き連れて和歌山放送を訪れた際も、小林さんも眞美ちゃんも嫌な顔ひとつせず、笑顔で迎えて入れてくれて、ヘンリーさんに至っては、「会場近いですしこのまま皆んなで美術展ロケしましょか」などと言い出して、その小一時間後には、市民会館で自ら描いた絵を前に小林さんと眞美ちゃんからインタビューを受けていたりもした。

この番組のすべてが好きだった。

僕はこの地元AMラジオ番組を心から愛しすべてを捧げていたのだ。

しかしそんな熱情の日々も番組終了とともに終焉を迎え、燃えカスのようになったまま大学進学で上京してからは、今のようなradikoは愚かインターネットも無い時代、小林さん眞美ちゃんは勿論のこと交流のあった当時のリスナーたちとも会うことが無くなり、AMラジオを聴くこともしなくなっていった。

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それから31年が経った昨年の6月・・・

番組関係者の方々や当時のリスナーたちと再会を果たしていく中、奇跡と偶然が重なって最後のピースだった石澤眞美ちゃんとの再会をとうとう果たすことができた僕はその時の感動を「過去に失ってきた大切な人たちとの繋がりを、そのつづきを…残りの人生の中でまたこうやって紡いでいける」「ふたたび共に歩んでいける僕は本当に幸せ者」と表現しこのブログに書き綴っている。

これで無謀(無望)は希望へと変わった。

2012年にfacebook上で発足した番組同窓会での主たる話題はなんといっても「番組再開」だった。例えそれがイベント的な「一夜限り」のものでもいい。今一度、僕たちの青春だったあの感動をもう一度みんなで共有し味わいたいというものだった。

もちろん番組関係者の方々もいまはそれぞれの生活と仕事がある。彼らに丸投げが許される歳でもない。同窓会が自ら推進力を持って「動」くことが必要とされる。

しかし人生も半ばを過ぎると皆、仕事も家庭でも重要な位置や時期にあったり長年の無理が祟って大病を患ったりして昔のような行動力を発揮できないこともまま在る。

それは僕も例外ではなかった。

強い想いはあれど身動きがとれない。ジレンマに焦りに似たものを感じながらただただ無駄に過ぎていく時間…

そんな中、かつては共に「超常連リスナー」の座を競い合った、1人の女性元リスナー(当時中学1年生)とは、facebookを通じてメッセージを交わし話すことが多くなっていた。彼女もまた大病を患い治療しながらの日常生活を営んでいた。

残念ながら彼女は一昨年帰らぬ人となってしまったが、生前、彼女と幾つか交わした約束の1つもやはりI LOVE WAKAYAMAの再開だった。

人は生かされて生きている

人生、如何に生くべきか、如何に逝くべきか

病、旧友の死、再会、ここ数年で身の回りに起こった様々な事柄から、そんなことを考えさせられるようになった僕は、未だその答えを見つけられてはいないが、ただ自分に正直に、悔いの無い残りの人生を歩むのに必要な積極性だけは身につけようと心掛けるようになっていた。

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ずっと温めてきた構想を形にしよう。

小林睦郎さんと石澤眞美ちゃんとは、facebookの活用やデバイスの取扱いに関する相談役という形でお付き合いが続く中、永い間止まっていた「時」がゆっくりと動き始める。

まずは、和歌山放送との接点がフリーアナウンサーの小林さんのみとなってしまった今、和歌山放送を巻き込んでのアイラブワカヤマ再開は極めて困難であることから、インターネットを利用した動画配信という形での放送に切り替えて考えることにした。

その画策は、地理的にも御家庭の都合やお仕事的にも最も調整が困難と思われた眞美ちゃんに最初に伝えたところ、とても喜んでくれて驚くほどノリ気になってくれた。まるで30年前の眞美ちゃんがそこにいるように破顔の笑顔だったのが嬉しかった。

つぎに小林さんに伝えた。小林さんは現役のフリーアナウンサーである。プロとしてお仕事をされている方にボランティアでお喋りしてもらうわけで、いくら同窓会たってのお願いとは言え、どう考えても無謀だと思ったが、小林さんも二つ返事で快く引き受けてくれた。動きは加速し始める。

最後にお願いしたヘンリーさんからは、憂うる現代の社会情勢に向けて情報を発信し続けるという残りの人生をかけた大志大願を成就するべく貫いている最中で過去の想い出に浸る時間を捻出するのが難しいとの返事を頂戴した。

残念だったが、目標は違えど僕も同じ「残りの人生をかけて大志大願を成就するべく貫いている最中」だったのでお気持ちはとてもよく理解できた。と同時に、昔も今も常に世の混沌に不満を抱き、世情を憂い行動し続けるエネルギーに尊崇の念を感じ、そうした立場でおられるヘンリーさんのことを純粋に羨ましく思った。

番組制作には携わっていただけないが、もちろん同窓会の一員として今後もアドバイスを仰ぐことは出来る。動き出した「時」は止まらない。

ラジオ番組のディレクター業を務めるのはもちろん初めてのことなので、すべての準備が手探りの状態で進められたが、学生時代の映画制作経験のおかげで音声の収録と編集に必要な機材や取り扱いについてはある程度の知識はある。

とはいえ無い袖は振れないので、理想的なその全てを用意することは叶わない。押し入れや倉庫に眠っていたウン十年モノの既存の機材を掘り起こして寄せ集める。ミキサーが無いのが一番痛い。頼みのアンプはマイク入力が3つともすべて死んでいて接点復活剤もまったく効果は無かった。

結局、配線と端子とソフトウェアで誤魔化し誤魔化し接続して、なんとか形にした。

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そして2016年6月30日…

お二人を我が家のスタジオに招いての初収録だ。

台本は企画書をコピーしただけのA4用紙3枚の簡単なもので、1つ1つ確認をしながら世間話も含めた軽い打ち合せをしたあと収録を開始。すると、小林さんのプロフェッショナルな喋りはもちろんのこと、眞美ちゃんからもIT講習の時と同じ人物とは思えない32年前と同じ滑らかなトークが流れだす。

夢にまで見たあのお二人のお喋りがいま目の前で・・・

眞美ちゃんボケる、睦っちゃんツッコむ、眞美ちゃん大笑いする。あの頃と変わらない睦っちゃんと眞美ちゃんの軽妙な掛け合いが始まった瞬間、僕は胸が熱くなって思わず視界が滲んだ。

昼食を挟んで約4時間で収録は終わった。

収録後、手ごたえを掴んだ様子のお二人から

睦っちゃん「あかんとこ有ったら何でも遠慮せんとああせえこうせえ言うてな!」
眞美ちゃん「あのさ。次回からは1回の収録での本数を増やして配信インターバルを短くしていけたらいいね!」

の言葉をいただけたのがまた嬉しい。

正直なところ、ハード的に致命的な不足があるのと、技術的にもまだまだ詰めの甘いところが目立って、僕自身は産み出せた喜びよりも悔しさの方が勝っている状態だ。

しかし、そんな悔しさなど吹き飛んでしまうほどソフト的にとんでもなく恵まれている。高校生のころから憧れていたお二人と、いまは大切な友人として協力して番組を制作できる喜び。なんと幸せなことか。

お二人には感謝の言葉しかない。

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今後は、あの頃のアイラブワカヤマを懐かしみ踏襲するばかりではなく、今の睦っちゃん眞美ちゃんだからこそ話せるような大人な話題、一歩二歩踏み込んだテーマについても取り扱える「大人の」アイラブワカヤマとして成長させていきたい。

最後に「I LOVE WAKAYAMA 20XX」初回放送の紹介文とリンクを下に貼っておくので、いつも当ブログをご覧頂いている皆さんにも是非お聴きいただきたい。

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1983年10月10日から約1年間にわたってWBS和歌山放送ラジオで放送された伝説の番組「I LOVE WAKAYAMA」の同窓会が、当時のパーソナリティのお2人(本モノ!!)を擁して、フィールドをネットに移し悲願の放送再開を果たします!


1983年チックな空気感はそのままに、さらに広く見識を深めて近ごろ悟り始めた睦ちゃんと、恐ろしいほど変わらない愛らしさに熟女属性も身につけたマミちゃんのお喋りをお楽しみください。

I LOVE WAKAYAMA 20xx【初回放送】
https://youtu.be/zfrbZHux0Oo

●皆さんからいただいたコメントは番組内でもご紹介してまいります。はじめてご視聴くださった皆さんはもちろんのこと、かつてのリスナーの方々も、ネタをしたためた官製はがきをドキドキしながら投函した頃を思い出して、どしどしコメントをお寄せ下さい。

●思いのほか音が小さくなってしまったのでイヤホン/ヘッドホン推奨です。ごめんなさい。手探りしながら改善していきます。生暖かい目でお見守りください(D)

番組への投稿、コメントは下記SNS番組ページか専用メールアドレスまで!

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https://www.facebook.com/lovewaka20xx/
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https://twitter.com/LOVE_WAKA_20XX
Email
lovewaka20xx@gmail.com

2015年9月 3日 (木)

アニメと映画とNetFlix

僕はアニメが大好物だ。とはいえ「宇宙戦艦ヤマト」「母をたずねて三千里」「機動戦士ガンダム」などを見て育った世代の僕にとって、ここ十数年のアニメは全般的にストーリーが軟弱に感じられ、話数的ボリュームにも乏しく、毎週楽しみにして観るというより、オンエア終了後にイッキ見するという傾向になっていて、OVAなどで絵柄が気に入ったものだけを鑑賞してそんな中から良作を発見するのもひとつの楽しみとなっていた。

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そんな僕も寄る年波には勝てず、日々の生活に忙殺されて「蟲師」や「電脳コイル」「ぼくらの」以来、アニメ鑑賞自体すっかり途絶えていたのだが、最近になって立て続けに良作アニメと出逢えるチャンスに恵まれた。

きっかけは友人から強く勧められた「俺物語!!」だ。なんでも主人公の猛男が僕とどこかしら似ているらしい。紹介された直後にググってみたら少女漫画だったのでつい二の足を踏んでいると、数週間後にまた「もう観た?」と尋ねられ、「まだ」と答える僕に「絶対ちぇこふは気に入ると思うんだけどなぁ~」とえらく残念そうに嘆かれた。おまけに「この動画サイトなら第1話を無料で見られるから是非見てみて!」とトドメを刺されたもんだからもう見ない訳にはいかない(笑)。

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ようやく重い体重を…もとい、重い腰を上げて俺物語!!第1話を視聴する。

その数日後には最新話まで見終わって続きを楽しみにしている僕がいた(ノ∀`)アチャー

弓月光しかり、あだち充しかり、少女漫画作家にも男の視聴に耐えうる画風で、物語も十分に楽しめる作品は決して少なくないことを僕は忘れていた。

「少女漫画だから」というだけで敬遠していた僕を許してくださいTT

長年の間イッキ見に慣れきってしまっていた僕には毎週の新作を待つのがあまりに苦しくて、その間の寂しさを癒やすためにアニメ「銀の匙」も見始めた。同じく先述の友人から強く勧められて観た映画「銀の匙」の原作マンガのアニメ版だ。

もとより僕は動物の飼育と繁殖が大好きだし、皆さんにはにわかに信じがたいだろうが僕は乗馬スクールに通っていたこともあるので(←マジか?!)何かと共感する部分が多く俺物語のインターバルを埋める大役を見事に果たしてくれた。

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「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」はタイトルと背景の美しさが気になって見始めたアニメだったが、近からず遠からずの幼少期を過ごした僕には受け入れやすかったし、もちろん僕はジンタン(物語の主人公)のようなモテモテの経験は皆無だったわけだが(笑)男女の差など考えることもなく、ただただ皆んなをまとめて日が暮れるまで遊び倒すことしか考えていなかったあの頃のことや子供時代の淡く切ない恋心を思い出させる秀作だ。

先輩諸氏と同じく、最終回では号泣している僕がいた(ノ∀`)アチャー2回目

ちなみにこの作品については劇場版もあるが、単なる劇場用リメイクではなく、よくある追加エピソードでもなくて、アニメ版を見てきた視聴者を腑に落ちさせてくれるとても良く出来た作品だった。

僕がこうしたアニメのハシゴ見ができた背景には動画サイトhuluの存在がある。

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もとはアメリカやイギリス、北欧のTVドラマを見るために契約したのだが、日本テレビのhuluジャパン買収以降、日テレやフジのアニメも多数取り扱うようになっていて、おまけにどうしても処理が遅くて億劫になるテレビやブルーレイレコーダー内蔵のアプリだけでなくPCやWiiU、PS4でもサクッと見られるのが大きい。

決まった休みがなく、ましてやまとまった休みなど取れるはずもなく、「休み」として確保していても電話1本で休みではなくなる仕事をしているため、当然のことながら映画館からは足が遠のき、レンタルビデオ店にしても新作映画だと2~3日以内に見終える確証が無いため「1週間レンタル可」になるまで借りることが出来ない。

そんな境遇にある僕にとって、ふと「なにか面白そうなものないかな」と思った時に時間や期間を気にせず、大量の作品を視聴することができるこうした画期的な動画サイトの果たす役割は想像以上にとても大きい。

こんなサービス、もっと増えればいいのに…

そんなことを思っていたらコイツがやってきた。

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NetFlixだ。全世界で87%近いアクセスシェアを誇り、それはhuluの約6.6倍。この手の動画サイトの最大手だ。

9月2日にローンチ予定だったのが急遽前倒しして9月1日からサービスを開始したらしい。その存在は知っていたが、僕はすっかり情報に疎くなっていて日本でのサービスがこんなに早く始まるとは思ってもみなかった。何を隠そうPS4でhuluを観ようとしたら隣にNetFlixのアイコンが突如として現れて初めて知ったものだから驚いたのなんのって。

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普段遊んでいるPS4からこんなふうにシームレスにサクサクっと動画サイトに入れるのが嬉しい。

huluよりも強いと云われている多言語対応が逆に足かせになっていて、日本でのサービス開始後まだ間もない現状では映画や有名な海外ドラマのラインナップはまだまだという感じは拭えない。

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だが、huluでは当然のように字幕版オンリーの作品もNetFlixでは吹き替え版も備わっていることが多く、今後の作品拡充に期待したい。

またNetFlixはオリジナルドラマにも注力していて、映画製作並みの巨費を投じてNetFlixでしか見られないドラマを制作している。小売業界でいうPB商品だ。

とりあえず「THE RETURNED」(ザ・リターン)を見始めたが、なるほど面白い。よくある超常現象モノのドラマだと思ったら切り口が絶妙に地味なのがいい。良い意味で派手さが無く展開にリアリティさを感じさせる。着想もいい。この後のエピソードもダレること無く楽しませてくれるものと信じたい。

国内外問わず、映画館ばなれが深刻になってきている昨今、とりわけアメリカのようにTVドラマと映画のクオリティの差が小さく薄くなっている市場では、こうした動画配信サイトが独自に制作するオリジナルドラマこそが、興行収入偏重主義の映画界に成り代わって業界をリードしていく鍵を握っているのかもしれない。

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2010年10月 7日 (木)

ホームシアタールーム復活【おまけ】

ホームシアタールーム復活【後編】からのつづき

前・中・後編と書き連ねてきた「ホームシアタールーム復活」を読破して下さった皆さんの中には「電源が入らなくなったDSP-A2はともかく、とりあえず映るには映る状態のXV-Z5000はその後どうなったんだろう?」と御心配いただいている方も少なくない(?)かもしれないので、この「おまけ」では後日談を書くことにする。

ホームシアタールームの核としての座をEH-TW4500に譲り、晴れてこの度お役ご免となったXV-Z5000だが、あんなに苦労して難波から持ち帰ったのに実働6年半で処分するには忍びない←そこかよ!)。もとい(笑)、あんなにメリハリのある美しい映像を放つプロジェクターを、“ドット欠けが酷い”というだけで使わない手はない

順当に考えれば1階リビングルームのAVシステムに組み入れるのが最善の策だろう。が、もはや新たにスクリーンを買い足す予算も元気も無いので、テレビ後方の壁に投射するのが関の山だ。早速ホムセンでXV-Z5000を鎮座させる棚の材料を購入し作ってみた。

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石膏ボード壁石膏ボード天井の我が家において15kg近いブツを載せる棚を作るのも一苦労。上の写真の状態では少し不安が残ったので、もう2本支えを付け加えて以下のような仕上がりとなった。軋みもなくなり安全性も良好になった。

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部屋の照明はそのままに壁へ投射してみると・・・

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想像していた以上にいい感じ。壁のクロスの模様のおかげでうまい具合に補正(?)されてこの写真では「どこにドット欠けがあるんだ?」と突っ込みが入りそうなぐらいキレイなので“酷いドット欠け”が判り易い写真も貼っておく。

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この通り、何も言わなければちょっとプラネタリウムチックな感じにも見える(笑)。最後にホムセンで買ってきた四六全判(1091×788cm)の厚紙2枚を壁に貼り付け、80インチ級簡易ペーパースクリーン完成!そして試写。

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さすがに粗が目立つようになったが一気に発色は良くなった。これなら実用的なレベルだろう。ランプ使用時間にはまだまだ余裕がある。今後、XV-Z5000には我が家で撮影した写真やビデオ映像を大画面で鑑賞したり、音楽番組や環境映像ようなものをBGVとして垂れ流したり…といったようなライフシーンで大いに活躍してもらおうと思う。第2の人生を謳歌してもらいたい。

2010年10月 6日 (水)

ホームシアタールーム復活【後編】

ホームシアタールーム復活【中編】からのつづき

以前ならAVアンプはともかくプロジェクターなどは現物を見て、実際の映像を見てからでしか購入など考えられなかったが十年前にSHARP XV-Z5000を購入した元祖「赤い看板」のお店は今や消滅し、安心より安さを求めるようになったこの状況下においてはそんな贅沢は言えない。

ネットで家電製品を購入する際の鉄板ルート、商品サイトIT情報サイトカカクコム2ch関連スレSNS関連コミュニティ→個人サイトをじっくり読んでからの決定に迷いはなく、よく利用するネットショップで注文。

翌晩にはAVアンプが無事到着し、早速設置作業に取りかかる。RX-V767ではS端子が無くなっており、代わりにD端子やHDMI端子に繋ぎ替える。HDMI端子に繋ぎ替えられる機器については音声コンポジットケーブルも必要なくなるので、それらを全て撤去すると、これまでAVアンプのお決まりの光景だった背面のゴチャゴチャが嘘のようにスッキリする。これだけでもこの十年のAV界の進歩をヒシヒシと感じる。

DSP-A2に代わってラックに収まったRX-V767はまるで何年も前から其処にあったかのように違和感なくしっくりと落ち着き3年半ものあいだ血を通わせることの無かったAV機器たちの新たな心臓として程なく力強い拍動を始めた。

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数日遅れで届いたEH-TW4500には、その軽さとコンパクトさで驚愕する。XV-Z5000が550x470x230(mm)14.5kgなのに対してEH-TW4500は450x360x136(mm)7.5kgなのだから、カタログ値だけでも十分その軽さは認識できていたのだが、XV-Z5000を大阪なんば日本橋から和歌山まで電車を乗り継ぎ持ち帰り外モモを赤黒く腫れ上がらせた身(「十年一昔」参照)としては現物を手にした瞬間実感するシェイプアップぶりに数値以上の衝撃を受けたのだ。

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実際に投影してみるとそこから映し出される映像には溜息が出るばかり。小さな事だが、調整項目メニューが豊富なのとそのメニュー自体の美しさも僕には大切なポイントだ。

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下の写真は上がXV-Z5000、中央と下がEH-TW4500の映像だ。ソースが異なるだけでなく条件も同じではないので比較しようがないが、イメージとして見て欲しい。やはりEH-TW4500のパネル画素数の優位性は歴然で非常に緻密できめ細やかな映像になっている。EH-TW4500の映像の写真は撮影時に部屋の間接照明が点いたままだったので黒が浮いているが、上の写真と同様に部屋を真っ暗にすればキリリと引き締まる。

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プロジェクターなのに字幕がこんなに綺麗で読み易いなんて十年前なら三管式プロジェクター以外には考えられなかっただろう。圧倒的なまでにこの十年間の進歩を見せつけられる思いで隔世の感があるが、その恩恵を十年前より安価で受けられるというのは年を重ねるごとに自由に出来るお金の額面が縮小してきている僕的には大いに有り難い。十年に一回の買い物万歳!!である(笑)。

RX-V767はDSP-A2の後継機としては流石に力不足の感は否めないが、偉大な選手ルイ・コスタの再来と云われ、その重圧に押し潰されることなく、デコなきあとの代表チームを自らのスタイルでゲームメイクしていくことが期待されているジョアン・モウティーニョよろしく、周辺機器たちを活かしていってくれることだろう。

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またEH-TW4500も、XV-Z5000が当時のAV雑誌の高評価を総ナメにしていたことやXV-Z5000にあった電動レンズシフトや電動フォーカスが本機では手動だったり、台形補正が無いことを思うと小粒感は否めない。しかし、XV-Z5000にも負けないクラス一流の明るさや細やかな設定項目、目を見張るような美しい映像は、一流のパスセンス、ゲームメイク、エレガントな身のこなしでリケルメ後継と云われるハビエル・パストーレを思わせる。同じEPSONから秋に発売される反射液晶タイプのプロジェクターにその存在意義さえ奪われそうな微妙な立場もライバルの多いアルゼンチンらしい。

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2010年4月から始まったホームシアタールーム復活計画はこうして数々の難局を乗り越えて9月末に完了した。家族3人での記念すべき初映画鑑賞会の作品はもちろん先日購入した『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』だ。

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ちょびんはこの夏、CSで「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」「大決戦!超ウルトラ8兄弟」を見て以来、すっかりウルトラシリーズの虜になっていて、最近の作品にもよく登場するハヤタ、モロボシ・ダン、郷秀樹、北斗星司たちのことは親しみを持って“おじさんウルトラマン”と呼んでいる。

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ダイナメビウスあたりになると僕にはもうさっぱりなのだが一目で「あっメビウスだ!」「ダイナかっこいいね!」などとしっかり識別できているちょびんに驚きつつ、そんなちょびんの横顔を見ながら実に微笑ましく、そして密かに幸せを感じる僕なのだった(笑)。

ホームシアタールーム復活【おまけ】につづく。

2010年10月 5日 (火)

ホームシアタールーム復活【中編】

ホームシアタールーム復活【前編】からのつづき

そんなこんなでホームシアタールームの整理がスタート。

実はこの整理自体はちょびんの入園式を終えた今年の春頃から始めており「邪魔だから」「捨てるに捨てられないから」「とりあえず」など、様々な理由でホームシアタールームに追いやられていた種々雑多なモノたちを1つ1つ吟味しつつ日々少しずつ進められ、最終的に「絶対に手放せないモノ」と「断腸の思いで処分するモノ」に分別し、8月の中旬には元のホームシアタールームらしい顔が見え始めた。

それまではホームシアターで「モニター」として使っていたTVをつけてBGV代わりに整理作業時間を楽しんでいたのだがこうなるとプロジェクターを投影してみたくなるのが心情である。スピーカー前のゴミ袋やソファーに積み上げた分別前の雑誌を一時的に廊下へ待避させ、照明をほんの少しだけ暗くして実に3年半ぶりに各機器に命の炎を灯してみた。

おぉ・・・

・・・ん?

あぁ・・・

えっ・・・

これは・・・

・・・マジ?

とても悲しい現実が一気に僕の目の前に押し寄せた。3年半精密機器を放置した結果のなんと厳しいことか。詳細は以下のとおり。

●AVアンプ YAMAHA DSP-A2
電源ボタンを押しても起動せず。サポートに確認すると電源と基盤の交換で修理費3万円~

●液晶プロジェクター SHARP XV-Z5000
ドット欠けのような点々が画面いっぱいに点在。サポートに確認すると液晶パネルの交換で修理費5万円~

DVDプレイヤーなど駆動系の不具合は幾らか発見することになるだろうと覚悟はしていたが、意外なことに、それらは健在(ベルトの類は少しぐらい歪んでいると思われる)で、よりによって一番金食い虫のオマエ達がヘタってしまうなんて…。

修理した場合、買い換えた場合、を色々とシミュレーションしてみたが、両機とも素晴らしい機器であることに違いはなく発売当時は最新かつ最高峰の実力を有して登場しているものの十年という月日は実に残酷なもので、現在主流となりつつあるHD画質には対応しておらず、デジタル入出力端子についても非常に限られていてHDMI端子はもちろんD端子すら無く、今後また十年使うと考えた場合に、いくら素晴らしい能力を持った彼らであっても進化していく周辺機器や記録媒体について行けない仕様では、現役選手としてあり続けることにどうしても無理があるのだ。…そう、それはちょうど、ルイコスタやリケルメのようなものである。

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もし新しい機器に買い換えた場合、これらはホームシアターシステムにおける核の様な位置づけの機器なので当然のことながら大きな出費となってしまうが、たとえ総額8万円以上かけて修理したとしても、彼らの実力を発揮させるどころか彼ら自身がボトルネックとなってしまい、ソフトのクオリティを忠実に再現できないようなことになるとすれば、それはとても哀しいことである。

結局、両機とも買い換える方向でホームシアタールーム復活を目指すこととなった。アンプなどは何十年も愛せる機器の一つなのだがDSP-A2がプリアンプでもパワーアンプでもなく「AVアンプ」であったということ。いずれこうなる宿命を意識しておかなければならない。

とはいえ、魅惑のシュミROOMを御覧いただいている皆さんは周知のとおり我が家は決して経済的に裕福な方ではない

「金は無いけど幸せ家族」

がトレードマークだ。買い物は必然的にクレジットカードで長期分割払いになるし、健全な未来を考慮すれば予算も限られる。アイテム選びは慎重におこなわなければならない。幸い現在我が家でパワーアンプ代わりに使用しているプリメインアンプ「SANSUI AU-D707F EX」は未だ健在なので、新AVアンプは高望みせずDSP-A2の財産である7.1chを活用することさえ出来ればよく、余剰分をプロジェクター費用に回すべく物色。

そして最終候補に名を連ねたのは以下の機器たち。

AVアンプ
●候補1 MARANTZ SR6004

●候補2 YAMAHA RX-V767
Avamp

プロジェクター
●候補1 EPSON EH-TW4500

●候補2 MITSUBISHI LVP-HC6800

Projector

AVアンプは、デジタル入出力端子の豊富さと音づくりの判りやすさが最大の要因だが、23年前に初めて買ったAVアンプKENWOOD KA-V7500以外これまでずっとヤマハを使ってきた馴染み深さもポイント加算されYAMAHA RX-V767に決定。

プロジェクターは、明るくてコントラスト比が高く、それでいてしっかり黒が締まっていて反応速度も高い、それは正に僕が永らく愛用してきたシャープの液晶プロジェクターとよく似た画づくりのEPSON EH-TW4500に決定。

文章にすると数行だが、数週間悩んで出した結果だ。次回、いよいよ最終章~導入編~。乞うご期待!

ホームシアタールーム復活【後編】に続く。

2010年10月 4日 (月)

ホームシアタールーム復活【前編】

僕にとって、趣味・娯楽は必要不可欠な存在だ。

仕事や家事が忙しくてそうしたものを楽しむ時間が無い、という人をよく見かけるが、それはその人にとってその娯楽が本当にその人と相性の良い性質のものではないか、或いは単純に時間を作る努力が足りていない場合が多い。

決して一所懸命に仕事に取り組む姿勢自体を否定している訳ではない。ほんの少しでいい。より良い余暇を過ごした方が効率の良い仕事が出来る。密度の高い趣味・娯楽の時間を過ごす機会を設ければ仕事でも質の高い成果に繋がる。

そして何より、引っ張り続けた糸が終には切れてしまう様に、伸ばし続けたバネが戻らなくなってしまう様に、張り詰めたままの状態が続けば、その人が本来もつ魅力、輝きが失われていくのだ。僕はこれまでそんな人を大勢見てきた。

人生何事も「間に間に」「ほどほど」が肝心なのである。

さて、言い訳もしっかり述べたので本題に移ろう(笑)。

8月中旬のこと。

我が「魅惑のキキROOM」の象徴と呼んでも過言ではないホームシアタールーム。そしてそのホームシアタールームの旗頭である液晶プロジェクター「SHARP XV-Z5000」が大変なことになった。

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このXV-Z5000は「魅惑のキキROOM」内十年一昔にも書いているとおり、1998年~2000年にかけて、10余年ぶりに実施したAV機器グレードアップ計画の目玉として、当時それまで愛用していた「SHARP XV-H1」の座を継承するモノとして鳴り物入りで我がムービーシアタールームに迎え入れられ、その後10年間に渡って君臨している液晶プロジェクターだ。

海外ドラマ(アメリカ)やDVD映画鑑賞、CS欧州サッカー観戦、お気に入りミュージシャンのプロモーションビデオ鑑賞などなどその輝度の高さから部屋の照明を明るめにしたままでも十分美しい映像を表現。夫婦水入らずのひとときを素晴らしいモノに演出してくれていた。

しかし、ちょびんがこの世に生を授かった日から、決して広くはない我が家において明らかに「贅沢空間」であるムービーシアタールームは事実上の物置と化し、艶やかな音を奏でることもなく、煌めく映像を放つこともなく実に3年半ものあいだ沈黙し続けた。AV機器類にとっては致命的である。

ちょびんが幼稚園に通うようになり、交友関係がグッと広がって我が家を訪れる園つながりのお客様が増えたこともあるが、このところちょびんの集中力の持続力(笑)が少しずつ増してきて、これまでテレビは戦隊モノ25分の鑑賞が限界だったのが、志村動物園やウルトラマンSPなど、興味を持っているものなら45分は集中して観られるようになってきたため、そして何よりある1つの印象深いエピソードが原動力となって3年半ぶりのホームシアタールーム復活に着手する決心をした。

そのエピソードとは・・・

ちょびんには歳が7つ離れたいとこの女の子がいる。僕の兄の長女Aちゃんだ。2年前、年忌法要のためちょびんを連れて本家を訪れた折、Aちゃんはちょびんのことをいたく気に入ってくれて、当時まだハイハイしか出来ないちょびんの遊び相手をしてくれたり離乳食を食べさせるのを手伝ってくれたりと本当に可愛がってくれた。その際、よよこはAちゃんと色々な会話をする時間が持てたのだが、その中で少しずつよよこに心を許し始めたAちゃんが秘密のお話を打ち明けてくれた。

Aちゃん「あのねぇ、これは秘密なんだけど…」
よよこ 「うん?どうしたの?」
Aちゃん「あのねぇ、私のおうちには映画館のお部屋があるの。秘密だよ。…で、時々そのお部屋でお父さんとお母さんと私とで映画を観るの。すっごく楽しいの」

当時Aちゃん8歳。
か、かわいすぎる。も、も、萌え~~~
(笑)

勿論よよこは話を合わせて「へぇ~凄いね!分かった。秘密にしとくね。」と受け答えしたのだが、後でよよこからその話を聞いた僕は

「Aちゃん、その“映画のお部屋”がトンデモなく凄いのはおじさんも良~く知っているよ。実はおじさんのウチにもささやかながら“プチ映画館のお部屋”があってねぇ…今は物置になっちゃってるんだよ~アッハッハッハ!てか、そもそもおじさんをこんな世界に引きずり込んだ罪つくりなヒトは君のお父さんだったりするんだよ?」

などと語ってる自分をイメージしてニヤニヤしつつ…(キモっ)

ちょびんが言葉を話せるようになって「映画館」という意味を理解できるようになったら、絶対に我が家のホームシアタールームを復活させ、ちょびんにもこんないじらしい秘密をぜひとも語って欲しい!…と心に誓ったのだった。

ホームシアタールーム復活【中編】 に続く。

2010年4月 2日 (金)

魅惑のシネROOMを開設した

魅惑のシュミROOMのメニューの中で長らく中身のない状態だった「魅惑のワンROOM」「魅惑のシネROOM」だが、この度ようやく「魅惑のシネROOM」の開設に漕ぎ着けた。

ここでは映画に関する四方山話を取り扱う。その多くは映画を観た感想などだろうが、それはこのブログ内でも完結出来ることなので基本的にはそうした情報の集積場所としての役割を果させるようにする予定だ。まだまだ未完成感プンプンなので、これから少しずつ形を成していけるようにしていきたい。

久しぶりの新規コンテンツ開設の記念として、学生時代に自主制作映画で撮った映画の情報も掲載している。なんと当サイト初の動画となるムービートレイラー付きだ(笑)。そのうちカミさんの撮った映画のトレイラーもUPするつもりなので、こういうのが好きな人は楽しみにしておいて欲しい。

こういう系統のものに免疫の無い人は「若気の至り」と思って笑って見過ごして欲しい。

Cine

Blackberry Torch 9800 専用 壁紙

  • Daiitokumyouou
    Blackberry Torch9800 導入によって Bold9000 時代にはそれほど拘っていなかった壁紙の存在感も飛躍的に増し、自分好みの素材を集めて360x480サイズの画像を幾つか作ってみた。 あまりに自分の好みに偏り過ぎたチョイスをしているので、趣向の合わない人にとってはビックリするほど要らないモノばかりになってしまうが、もし「いいね!」と思っていただける人がいたなら是非使っていただきたいので、フォトアルバムにUPしていくことにした。 これからも気が向いた時に少しずつ増やしていこうと思う。

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