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2012/05/11

トヨタ、RAV4 EV フル装備で約398万円

リンク: トヨタ、RAV4 EV を米国で今夏発売…フル装備で約398万円 | レスポンス (エコカー、EVのニュース).(2012年5月8日)

現地価格は、フル装備状態で4万9800ドル(約398万円)。カテゴリーが異なるため単純比較はできないが、日産『リーフ』の現地ベース価格、3万2500ドル(約260万円)と比べると、割高な設定

だいたいにおいて『リーフ』の現地ベース価格、3万2500ドル(約260万円)というのが安すぎるのです。日本ではリーフのXグレードでさえ約377万円するのです。(車の価格設定)フル装備状態で約398万円なら,逆輸入してでもトヨタブランドを買う人が出てくるかもしれません。

以前に「車の価格設定」でも書きましたが,ダンピング云々よりも日本で儲けた金をアメリカで売れるようにつぎ込んでいるようで,なんだかなあという感覚です。「日本人は」とひとくくりにするのもヘンですが,「日本人」はお人好しですからね。

5月10日の朝日新聞「教えて!」という欄に「電気料金」のことが載っていましたが,「大口電力の価格自由化」というものによって東電に限っていっても大手企業向けの電力料金は,家庭用の半分以下なのだそうです。ですから,販売量の6割を占める産業用の利益は1割!しかないのだそうです。当然ほかの電力会社でも似たり寄ったりでしょう。

東電の利益のたった1割にしか貢献していないのにもかかわらず,産業界の電力の安定供給を求める声のなんと大きいこと^_^;厚かましいかぎりです。こんな時だからこそ,それ相応の分担をしてから発言すべきでしょう。

電気販売量の4割しかない家庭などの部分が9割の利益を負担しているにもかかわらず,家庭からの声はかき消されていますし,東電は7月から電気料金を平均で10パーセント値上げしようとしています。ここでもとれる所から取ろうという構図が見えてきます。つくづく「日本人」はお人好しだなあと思います。

経済学者でも何でもない素人が考えても,こんなこと続けていたら会社の信用がなくなり,経済が縮小して買い手がいなくなるのにと思ってしまいます。今の時代こそ,近江商人の心得,売り手よし・買い手よし・世間よしの「三方よし」でないといけないのではないでしょうか。

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